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2016年10月22日土曜日

夕張絵画 畠山哲雄





 夕張市の財政破綻、に至るまで、この自治体がどれほど乱脈なことをやってきたのかは、10個くらい建てられた博物館や記念館やその他の得体の知れない「箱もの」を紹介してゆけば理解できる。市長の息子が石炭博物館のナンタラをやっていたのではなかっただろうか。思い出したくもない腐敗した自治体が夕張市であり、そこにあったのが夕張市立美術館である。
 可哀そうなのは、「何の罪もないこれらの絵画たち」である。この先何十年と人目につかないところに「保存」されて、しかしその保存は適切ではなく、やがて朽ちて消えてゆくのだろう。ダメ絵というのならともかく、いい絵も幾つもあった。
 畠山哲雄の何枚かの風景画が特に良かった。