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2016年9月2日金曜日

おわら風の盆










 今回の「北アルプス登山旅行」では、登山を最大の目的としているので、それ以外のことは「二の次」にしようと思っていた。しかし、奥穂高岳登山とその後の無謀な長時間歩行(合計12時間以上)で、Nは足の裏に大きなマメを作り、私はひどい筋肉痛を抱えることになった。本当なら、常念岳と白馬岳にも登る予定だったのだけれども、奥穂高以外の山はもう諦めるしかなかった。それに、白馬岳の雪渓は崩壊が激しく、ちょうどこの頃からこのルート(最短距離)を使っての登山は禁止されてしまったのである。

白馬大雪渓
きょうから通行止め 雪不足で割れ目 /長野
毎日新聞2016年9月1日 地方版
 白馬村は、北アルプス・白馬岳(標高2932メートル)への主要登山道である白馬大雪渓を1日から通行止めにすると発表した。雪不足の影響で多数の割れ目ができており、登山者の安全が確保できないと判断。解除の見通しは今のところ立っていない。
 白馬大雪渓は全長3・5キロ、標高差600メートルで「日本三大雪渓」の一つ。村観光課によると、冬季の雪不足で例年より雪解けが早く、8月上旬に既にところどころに割れ目が発生し、状態が悪化。8月29日に視察した北ア北部地区山岳遭難防止対策協会や大町署などの関係者が村と協議し、一時通行止めを決めた。雪不足による大雪渓の通行止めは過去に例がないという。
 白馬岳を含む村内の登山客は年間約4万人で、このうち9〜10月の紅葉期には約1万人が訪れる。村は「大雪渓を通らないルートで、登山してほしい」と呼び掛けている。
 白馬岳へは大雪渓の他にも、栂池自然園(小谷村)から向かうルートや、白馬村の猿倉登山口から白馬鑓温泉を経由する白馬三山の縦走ルートなどがある。【稲垣衆史】



 登山ができないなら、かねてから考えていた「越中八尾おわら風の盆」を観ることにしようと、再び車で釜トンネルの前を通り過ぎ、岐阜県に入って、神岡を通り、富山県に入った。
 富山県立近代美術館でデルヴォーの絵に感じ入り、富山市内の回転寿司屋でブリをたくさん食べた後にイタイイタイ病料館を見学し、それでも時間はまだ1時半にしかなっていなかった。
 おわら風の盆のサイトにある解説では、シャトルバスが発着する大型駐車場は「3時に開く」ように記されていた。3時まではまだ間があるけれども、周辺をドライブしてみるのもいいと思い、駐車場に向かう。
 すると、2時にもなっていなかったのに、既に駐車場には多くの車が入っていて、しかも、シャトルバスには行列ができていた。私とNは車を入れて、バスの行列に並ぶ。あっという間にその列は200メートルとか300メートルのレベルになる。列を整理する人間もテキトーで、「行列の末尾」などと書いたプラカードを掲げる人間も「いない」。既にそこからしてカオスが始まっていたのである。

 幸い、3時前にはバスが動き出し、私たちは2台目のバスに乗ることができた。サイトの記事を信じて3時になんか来ていたら、10数台目のバスになっていたかもしれなかった。
 バスを降りて、越中八尾の街に歩いて入る。
 この日は本祭の2日目。3時から5時まで踊りがあり、5時から7時までは休憩で、そして7時からはあちこちで「夜通し」(?)踊りがある。
 ところが……である。
 どこで踊りがあるのかは、まったく知らされない。


 マムート夫人