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2016年7月15日金曜日

資料 猪瀬直樹 内田茂

2016.7.15 12:00 産経新聞

猪瀬直樹氏が衝撃発言 自殺した都議は“都議会のドン”にいじめられていた…「遺書」画像も公開

 猪瀬直樹元東京都知事がインターネット上のインタビューで、「都議会のドン」に関する衝撃的な発言を炸裂(さくれつ)させた。2011年に自殺した自民党都議が、ドンのいじめに遭っていた-というすさまじい内容だ。猪瀬氏は自身のツイッターで、遺書ととれる「殴り書き」の公開にまで踏み切った。都知事選を直撃しかねない、強烈な「爆弾」が投げ込まれた格好だ。(夕刊フジ)

 インタビューが掲載されたのは、ニュース共有サービス「NEWS PICKS」(ニューズピックス)で、13日に公開された。

 猪瀬氏は、自民党都議の樺山卓司(かばやま・たかし)氏(当時)が、11年7月1日に自宅で自殺した原因について、「(都連実力者の)A氏にあります(中略)。A氏に何をされたかというと、都議会議員の集まりの中で嫌がらせ的に罵倒されたり、議長になれたのにならせてもらえなかったり、ギリギリといじめ抜かれた(中略)。『反A氏』の声を上げると粛清されてしまう-そんな世界が都議会にはあるわけです」と語っているのだ。

 猪瀬氏が名指ししたA氏は、都知事選に出馬した小池百合子元防衛相も「都議会のドン」と呼び、注目を集めたことでも知られる。

 猪瀬氏は先日、樺山氏の親族から「父は憤死した」との連絡を受け、遺書を見せてもらったという。猪瀬氏は証拠を示すかのように自身のツイッターで遺書を公開した。

 その遺書には、《これは全マスコミに発表して下さい。Aを許さない!!人間性のひとかけらもないA。来世では必ず報服(原文ママ)します!御覚悟!!自民党の皆さん。旧い自民党を破壊して下さい》という壮絶な殴り書きが確認できる。

 なお、産経新聞は11年7月2日付朝刊で、樺山氏が1日未明に死亡したとの記事を掲載し、「警視庁は、自殺の可能性が高いとみて調べている」と報じている。

 猪瀬氏が投げ込んだ「爆弾」は、都知事選を「A氏ら自民党都連に支援された増田寛也元総務相」と「A氏らと戦う小池氏」という構図にするのか。猪瀬氏はインタビューの中で、小池氏について「期待したい」と語っている。



 A氏は14日朝、夕刊フジ記者の直撃取材に対し、猪瀬氏のインタビュー内容について、「そんなのコメントしたくない。バカみたいな話」と語った。夕刊フジ記者が「あり得ない話なのか?」と聞くと、A氏は「はい」と言い切った。同氏の事務所も同日、「事実無根だ」とコメントした。
▲:泣く子も黙る産経新聞ですら、内田茂を「A氏」と書かなくてはならないとは。もちろん、猪瀬直樹は、名誉棄損訴訟を起こされたなら受けて立つ覚悟を(準備を)しての発言であるだろうに。
 それでも産経新聞はまだまし。
 他の既成大手メディアは、もちろんテレビを含めて、完全に無視している。
 これでは、東京都知事選の本当の問題点を都民の多くは知ることもできない。


https://newspicks.com/news/1663515/body/
誰が東京を殺すのか
猪瀬直樹が語る「東京のガン」

2016/7/13
明日14日、東京都知事選の告示日を迎える。7月31日に実施される選挙の争点は何か。現在の東京都の行政が抱える問題とは何か。次期都知事に求められる素養、リーダシップとは何か。元東京都知事の猪瀬直樹氏にじっくり話を聞いた。(聞き手:佐々木紀彦NewsPicks編集長)

内田氏を怒らせた事件

──先日、都知事選に関連する猪瀬さんのNewsPicks上でのコメントが大きな話題になり、3000を超える「Like」が付きました。特に、都議会のドンとも言われる内田茂・自民党東京都連幹事長についてのコメントが痛烈でした。今回は、その内容をより詳しく聞いていきたいと思います。

最初に、私と都庁の関係を時系列に整理すると、2007年に副知事になったのが始まりです。

石原(慎太郎)さんに頭を下げられて「ぜひ副知事をやってくれ」と頼まれました。

あまり乗り気ではなかったですが、当時、地方分権改革推進委員会の委員になったばかりだったので、東京に足場があるのはいいと思いました。しかも、石原さんが「作家を続けながらでいい」と言ってくれました。道路公団民営化の仕事もちょうど片付いたところだったので、引き受けることにしたのです。

ただし、副知事の就任には、都議会の承認が必要です。しかし、道路公団民営化で既得権益に斬り込んだ実績が警戒され、都議会は猛反対でした。

最終的には、2007年6月に議会に承認されたのですが、条件をつけられました。

それは、「ラインの仕事は渡さない、あなたがやることは国との戦いとその他、知事の特命事項」という条件です。私以外の3人の副知事がラインを押さえている状態で、知事の特命事項のみを扱う4人目の副知事として承認されたのです。

これはいわば、松下電器の副社長になったのに、自分が管轄する事業本部がなくて、副社長室があるだけというようなもの。あるのは肩書と秘書だけという状態です。

ならばと開き直って、独自のプロジェクトチームをつくることにしました。ラインから優秀な人を集めて、いろんな改革を進めていったのです。権限がない分野でも、知事の特命事項だからOKですよね、ということでプロジェクトを進めていきました。
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そして、副知事になった直後の2007年秋に行ったのが、参議院の議員宿舎建設の中止です。森をつぶして、宿舎を建設するというので、それはおかしいと主張しました。

石原さんを説得して、建設予定地の現場に来てもらって、テレビのカメラも連れて行って、メディアでもこの問題を訴えました。それがうまくいって、宿舎の建設計画は消えました。

これに怒ったのが、内田茂・都議会議員です。

宿舎建設を予定していた千代田区は、内田氏の本拠地なので、計画中止でメンツが丸つぶれになった。内田氏からすると「猪瀬、この野郎」ということになったのです。

当時の私は、内田氏がそんなに権力を持っていることも、東京都の権力の構造も知りませんでした。

実は、石原さんでさえ、内田氏には頭を下げていました。妥協しないと政治は成立しませんから。私も、頭を下げないつもりではなくて、話し合いをしているつもりだったのですが、まず問題解決をするということに必死だったのです。

国会議員より偉い

──そもそも、なぜ内田氏の東京都連幹事長というポストはそれほど権力があるのですか。

まず、自民党の都知事の公認候補は、自民党本部ではなく、東京都連が決めます。東京都連の会長は石原伸晃氏ですが、しょせんは帽子です。実際の公認権を持っているのは幹事長の内田氏です。