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2016年5月29日日曜日

川のように出来事は淀みなく流れ・人はうたかたの生を終える



新聞紙の流れ・出来事の流れは時の流れそのものである
こうして情けも容赦もなく時は流れ続けてゆく
次から次へと喜劇と悲劇が繰り返され・歓声や悲嘆の声が響き・やがて別の声が響く
決して絶えることのない大河の流れの中に人は生まれ・傷つき・それでも生きてゆく
しかしやがては誰もが息絶えて・死に沈み・物質の海へと完全に溶けて消え去る
それは雨に溶けるて消える涙のようである・雨はやがて川となり海へと流れてゆく
海の表面には波が生まれ・その海の縁では
もはや誰も聞いてはいない潮騒が永遠に繰り返されてゆく……挽歌のように