ページ

2016年5月24日火曜日

日産 秀岳荘

 帰宅してから、札幌ドーム近くの日産に行き、車のオイル交換をしてもらう。待っているあいだに日産の担当者と少し話す。
 去年、2回、トータル4週間近く本州の道を走ってつくづく思ったこと。夏油温泉への林道(?)を走っていて、ティアナの車体が何度も木の枝に擦れて、狭い道での車の擦れ違いも難しく、まして独りでドライブ旅行するならこんな大きな車は必要ない、と。
 しかも、ティアナはもう四駆を出さないことにしたらしい。北海道に住む人間として、もう車は四駆以外は考えられない。
 ところが、四駆で「マトモなシート」を持っているのは、フーガかスカイラインくらいしかなくなったのである。シーマは後輪駆動。
 もちろん、四駆には日産のエクストレイルがあるけれども、この新しくなったエクストレイルの運転席のシートは、拷問席のように硬い。旧タイプのエクストレイルもそうだったけれども(何年も私自身使っていた)、運転席のシートも助手席のシートも、ましてやリアシートも、全て、「拷問席」である。「くつろぐ」という言葉はエクストレイルの開発者の頭の中には存在しない。ただただ乗っていて不愉快、短時間乗っているだけで疲れてしまう。若いころは、少なくとも40代までならなんとかこんな硬いシートでも数時間乗っていることに耐えることはできたけれども、もう、50代後半の人間には絶対無理。死んでもエクストレイルなんて二度と買わない。
 ムラーノもいい車だけれども、横幅があり運転は面倒であるようだ。ただし高級車だけあって、シートの乗り心地は素晴らしい。一度だけ札幌の中心部にある日産の販売店で試乗したことがある。四駆もあるけれども、燃費はヒドイものだったと記憶する。もっとも、日産のエルグランドの燃費の悪さは犯罪的で、あれに比較すれば許せるけれども。

 ジュークも小回りが効くだろうけれども、シートは硬い。ティーダの四駆は電動アシストという頼りないものだし .......結局、今の四駆のティアナの次に買う車は、日産の現行販売ラインの中では見つからないのである。スカイラインのシートはティアナのようにゆったりとしたものではない。ただし、スカイラインは全長が何十センチか短くて運転しやすい、というような話を聞いた。
 まともな四駆で、普通の大きさのセダンで、しかもシートの乗り心地がティアナなみ、という車をここ数年のうちに出してくれないかな、などと、叶いそうもない希望を伝えた。

 車のオイルを交換してもらったあとは、秀岳荘へ靴を買いにゆく。
 夏の北アルプス登山で使う予備の登山靴。イタリア製のものが半額になっていたけれども、重すぎるし、足首に当たる部分が痛みを引き起こしそうなので諦める。日本のメーカーがプランニングしてベトナムで作っているキャラヴァンというメーカーの軽い登山靴を買った。足首に当たる部分も柔らかくて痛みを招きそうにはない。
 スカルパ(イタリア製)と、このキャラヴァン(ベトナム製)を持って、2週間の登山の予定を組んでいる。果たして無事に帰ってこれるだろうかと、Nと話しているけれども、ぐうたらな初老期男2人がちゃらんぽらんにやる登山である。逃げ足だけは早い、危険だと思ったらすぐに踵を返して下山することでは意見の一致をみている。
 秀岳荘にはいろいろな登山旅行のパンフレットがあった。こうした登山ガイドを利用した・登山ガイドに助けてもらう山行なら、安全で確実なのかもしれない。しかし、こうしたガイド登山は、日程が既に決められていて、多少の悪天候でも決行してしまう。
 私とNのぐうたらな登山では、風が強かったり雨が降ったりしただけで、山麓で温泉に浸かって好天を待つ。これがしかし最も安全な登山だと思っている。
 そういえば久しぶりに秀岳荘に行って、何かの注意書きが壁に貼られていたのだけれども、その中に簡体文字の中国語があった。中国人なんて、日本の店で登山用品を買いに来るのかな、と思っていたら、しばらくして中国語で盛んに会話をしている30代くらいの夫婦がやってきて、あれこれああでもないこうでもないと(中国語で)話しながら、盛んに商品をいじっていた。
 台湾にはいい山があって登山はある程度盛んだけれども、おそらく中国本土はそうでもないのだろう。登山用品も、従って、日本で買ってゆくのかもしれない、札幌のこうした専門店で。