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2016年3月29日火曜日

高梁市成羽美術館 児島虎次郎 三沢厚彦 谷内六郎

http://www.city.takahashi.okayama.jp/soshiki/38/nariwamuseum.html

 去年、本州を旅したとき、児島虎次郎の作品をこの美術館で見るのを楽しみにしていたのに、ちょうどそこで三沢厚彦のつまらない木彫展をやっていたために、児島の絵などの通常展示物を観ることができなくなっていた。

 東北の仏像に関連して、この三沢という彫刻家が東北の寺で仏を観て歩く番組をNHKが去年流していたけれども、この彫刻家、小さな寺の本堂に入って、並べられている数多くの仏像に向かって手を合わせる。手を合わせるのはいいのだけれども、そのときにも帽子を取らずにいるのである。
 いい歳をして、なんて礼儀作法がなっていないアホな奴なんだろうか、と呆れた。帽子を(ベレー帽に似たものだった)かぶったまま本堂に入ること自体が礼儀知らずなのに、手を合わせるときにすらかぶったままなのである。老人になってもこうしたバカのまま生きてゆく男は、しかし、たまにいるのである。
 こんな阿呆が刻む動物である、どれも何の魅力もない。
 高梁市の美術館で児島虎次郎を鑑賞することを妨げたこのくだらないアニマル彫刻の一つを、旅行中、平塚市美術館のホールで見かけたけれども(馬)、蓼食う虫も好き好きである。

 今年は無理だろうけれども、来年こそは、児島虎次郎の作品をあの美術館で見たいと思っている。




 昨年、横須賀美術館に行ったとき、そこに谷内六郎の記念館ができていることに気付いたのだけれども、海老原喜之助の絵を2時間立ちっぱなしで観て疲れていたので、谷内の絵まで見る気力は無かった。
 そういえば、観音崎京急ホテルのコーヒーはとても美味しかったし、ホテルの従業員も愛想がよかった。気候風土なのだろうか、あんな風光明媚な場所で生きていると人は穏やかな性格になるのかもしれない。紀伊半島沿岸部の「荒くれもの」の住民風土とは大違いである。
 横須賀美術館に行くために、馬堀海岸駅前のマクドナルドに入ってバス待ちの時間を潰した。マクドナルドの窓から、通勤のためにバスを待っている人たちを見ていた。長い列が続いていて、あぁ、こんなふうに普通の人たちは、バスの長い行列に連なって、バスに揺られ、仕事場に行って一日じゅう、ちゃんと仕事をするんだ……と、クラゲのように呑気に美術館巡りをしている自分の身を「恥じた」ものだった。

 横須賀美術館の谷内六郎館については、こんな「事件」があったらしい、ウィキから。

< 谷内六郎は生前、横須賀市内にアトリエを構えるなどゆかりがあり、1998年に遺族が『週刊新潮』の表紙絵約1300点をはじめとする作品を横須賀市に寄贈。谷内六郎館で常設展示されている。当初、作品の保存管理などを助言する専門委員として遺族に報酬(月額22万8700円)が12年間支払われていたが、横須賀市の吉田雄人市長は財政難を理由に2010年度予算に計上せず契約を打ち切った。遺族は寄贈した作品の返還を求め提訴したが、横浜地方裁判所は原告の請求を棄却した[2]。 >