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2016年3月19日土曜日

軍艦島 宿泊施設と食事

● ホテルについて
 こうした団体旅行に「潜り込めば」ホテルの手配もする必要はない。楽ちんだなーとつくづく感じた。
 1 ホテルオークラJRハウステンボス 
  天然温泉とあるけれども、そして施設はこじんまりとはしているわりに立派だけど、温泉としては笑ってしまうレベル。湯布院、黒川、雲仙、指宿などなどあまたの九州の温泉を知っている身としては、これって温泉を名乗れるようなレベルではないと思う。まぁ、天然温泉がホテルに付くと付かないとでは評価が随分変わってくるからなのだろうけれども、海底の地下水をヌルく加温した褐色の湯船、があるというだけのもの。
  朝食バイキングのサラダの質は、きわめて低く、ここよりも、紋別セントラルホテルとか、函館の恵山ホテルとかいったところの朝食バイキングのほうがはるかにマシ。オレンジジュースとして出されているものがオレンジの味をしていなかった、のは私の個人的味覚障害だったのだろうけれども。
 2 モントレ長崎
  特に問題はないけれども、宿泊者の数に対して、朝食会場のレストランの狭さに頭を抱えているようだった。
 3 博多エクセルホテル東急
  朝食のコーヒーの不味さは特筆に値する。セブンイレブンのコーヒーの方が、はるかにマシ。どうしてこんな香りも味も無い、単にコーヒー色のお湯を出して恥ずかしくないのかは、不明。

 ということで、ホテルの部屋そのものや従業員のサービス精神はどこも問題は無かったけれども、オークラホテルのくせにひどいサラダだったり、東急ホテルのくせにひどいコーヒーだったりと、文句の一つもブログに載せたくなるレベルだった。


 佐賀では、ホテルニューオータニ佐賀で昼食を取った。この名門ホテルで昼食、ということで期待していたのだけれども、出てきた料理のショボさには笑ってしまった。これって、ニューオータニの責任なのか、それとも「佐賀」が原因なのか。
 博多生まれ博多育ちのバスガイドは「佐賀もんの気質」について、あれこれ教えてくれたけれども(彼女の離婚した元亭主が佐賀県人で佐賀の人間には感情的になってしまうようだった)、佐賀はやはりどこか別世界なのだろう。

ヒルトン東京ベイ





ニューオータニ佐賀での昼食






JTB 旅物語

 軍艦島に上陸してみると、一緒にフェリーから降りた観光客たちの帽子や服に
「旅物語」
 のバッジが付いていることに気付いた。JTBがやっている、電話やネットで申し込む仕組みの旅行である。店舗を置かない、つまり店舗にかかる人件費や事務所経費が要らないので、その分、旅行費用を安くすることができる。
 何度か、私もこの「旅物語」で旅行をした。つい2年ほど前に、萩・津和野に行ったのもこのプランで行ってきた。
 しかし、二度と利用したくはない。
 経費節減安価な旅費を追及するあまり、昼食や夕食の内容があまりにヒドイからである。これは何度か(何度も)このJTBのツアー旅行安価版を利用したことのある私が行きついた結論である。
 朝食はホテルのバイキング多いのでそうでもないけれども、金をケチった昼食と夕食を取るたびに、何が悲しくてこんなもの食べなくてはならないのだろうか……とため息が出る、そんな食事が続く旅行プランである、いつも。
 要するにJTBが、昼食夕食を取る食事施設やレストランに「安値をゴリ押しする」、のだろう。食事施設やレストランも、毎回赤字を出していたのなら店が潰れるので、仕方がない、ドンドン食事の質を落としてゆく、ということになる。
 かくして格安旅行パックの食事は、昔の中学生の修学旅行のような悲惨なものになってしまっているのである。
 旅行の楽しみの一つ、というか大きな部分は、その土地での美味しい食事なのだけれども、JTB旅物語にそれを期待することはできない。

 札幌のJTBでは、軍艦島に行くツアーを組んではいなかった。恐らく、東京とか大阪のJTB旅物語ではこのツアーが売り出されているのだろう。私の家に季節ごとに送られてきているJTB旅物語のパンフレットには、一度たりとも軍艦島のグの字も見かけたことはない。しかし、もし仮にあったとしたら……食事のことは「堪え難きを堪え、忍び難きを忍ぶ」覚悟で参加していたことだろうと思う。それほど、以前から、軍艦島には行ってみたかったのである。
 私が参加したこのバス会社のツアーは、少なくとも夕食は各自で取ることになっていたので、JTB旅物語の悲惨な食事を取らされるようなことはなかった。もっとも、痛風発作から回復した病み上がり直後のバカ医者(私)には、酒も肉料理も一切口にはできなかったのだから、旅物語風食事でも同じことだったのだけれども。
 バッジを見て、この人たちは、果たして今夜、
「どんなヒドイものを食べさせられるのだろうか」
 と思った。








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