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2016年3月4日金曜日

八雲町立病院の医療ミス裁判






「町立病院の治療ミスで死亡」 遺族が八雲町提訴 函館地裁
03/03 07:00 北海道新聞

 【八雲】渡島管内八雲町の町立八雲総合病院で不整脈の治療を受けた男性=当時(61)=が死亡したのは、同病院心臓血管内科に勤務していた医師(55)の過失が原因だとして、男性の妻(59)=八雲町在住=ら家族が、町に約5800万円の損害賠償を求める訴訟を函館地裁に起こした。第1回口頭弁論は29日。
 原告側によると、男性は2014年2月14日、不整脈の原因となっている心臓内の患部を焼き切る「アブレーション」という治療を受けた際、医師が心臓内に入れた細い管(カテーテル)で心臓が傷つけられた。医師は、傷の出血により心臓の周囲にたまった血液を管で抜き取る処置を行ったが、その際、心臓の壁を貫通する傷をつくってしまった可能性が高いとしている。
 男性は治療開始から約9時間後の14日夜、心膜血腫で死亡した。別の病院の医師が2日後に作成した死体検案書によると、心臓の壁を貫通する長さ4センチの傷があった。原告側は、医師が傷をつくるミスをしなければ男性が死亡しなかったことは明らかだとしている。
 妻は「入院前まで元気に仕事をしていた夫が突然亡くなった原因について、医師だけでなく病院からも何の説明もない。不誠実な対応にこれ以上我慢できなかった」と話している。
 八雲町は「現段階ではコメントできない」としている。

▲:例の事件が起きた当時、テレビニュースで、心臓の手術で死んだ患者も出た、という話は出ていた。私はてっきり、心臓カテーテル検査、なのかと思っていた。
 アブレーションとは、不整脈の原因となる神経を切ることである。
 もちろん、循環器内科の医者ではないので、どの程度危険なものかは知らないけれども、心カテよりはかなり危険だとは想像できる。
 それを、たった一人の循環器内科医師しかいないところで、もちろん、心臓外科医のフォローもなく、やっていたのか……。
 どの程度危険なものなのか、家族からインフォームドコンセントを取っていたのだろうか。
 61歳で、元気に仕事をしていたような男性が、術後9時間で死亡した。
 残念ながら、臨床経過や裁判の詳細は、世間に公表されることはないのだろう。