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2016年1月2日土曜日

クラシックハイライト2015

 年末に旭川に行ってきて、そこで引いたのであろうと思う風邪もよくなってきて、テレビを見て過ごす。それにしても、民放の地上波はどこも、暴力団吉本興業のクズ芸人たちがゴミ番組をやっているばかりである。残りはスポーツ番組。昔はもう少しはマトモだった、と、年寄りの愚痴が口をついてこぼれてしまう。浜田雅功(覚醒剤小向美奈子とか人脈図金子賢)とか松本人志(コリアン妻)とかいった連中が薄汚い日本語で馬鹿騒ぎをして喚く、そんな番組ばかり。テレビ局の連中は、他のどの局も同じようなクズ芸人ゴミ番組を垂れ流しているので、「みんなと歩調を合わせている」ことで安心しているのだろう。
 今の時代は録画機が発達しているので、1テラ以上の番組を保存できている、数百時間ぶんの番組が入っている。ここに入っている・録画したまだしもマトモな番組を見ることができるので「マトモな感覚の日本人は」救われている。
 ということで、大晦日の夜に録画しておいたNHKのクラシックハイライトを見た。
 笑ってしまった。
 最初に出てきたのは、NHKがかつて追い出した小澤征爾の松本の音楽祭を放送していたのだから。
 小澤征爾がどのようにNHKから追い出されたかは、ここに記した。
http://restfultime.blogspot.jp/2015/01/blog-post_6.html

 結果的にはボストン交響楽団に拾われて良かったのだけれども。

 昔、小澤がボストン交響楽団を指揮したマーラーの1番のライブ録音を聴いたことがあるけれども、圧倒的な素晴らしさだった。それが私の「マーラー開眼」だった。アホ楽団(NHK交響楽団)なんかにかかずらっていたとしたら、今の小澤は存在していなかったかもしれない。
 人生万事塞翁が馬、なのだろう。
 ところで、この下の写真の、小澤の隣に座っている、「ケバい首輪」をしている女性が、小澤夫人なのだろうか?



 父親が前妻とちゃんと「離婚した後に」、実母とその父親の間に生まれた五嶋龍、がチャイコフスキーのバイオリンコンチェルトを弾いていた、hr交響楽団と。

 顔を見て理解できるだろう、完全にナルシストなのである。おまえは演歌歌手なのか・杉良太郎のつもりなのか、と、思わずため息をついた。
 観客を感動させる前に自分が酔っている。自分が酔わなければ観客を感動させることなど無理だと思っているのかもしれないけれども、まるで心が伝わらない演奏である。この程度のテクニックのバイオリニストなら世界には掃いて捨てるほどいる。プラスアルファが無ければ・観客を魅惑するような力が無ければならないのに、五嶋龍にはそれがまるでない。
 小さい頃は笑顔が可愛いらしくて、いいバイオリニストになるかと期待したものだったけれども、まったくの期待ハズレの結果に終わってしまった、と残念に思えた。器用に演奏しているだけで、まったく人の心を打たない演奏なのである。
 姉のほうは聞いていて心が暗くなり、弟のほうは聞いていて不快になる、それだけの姉弟である。









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飯尾洋一(いいお・よういち)
1965年、金沢市生まれ。音楽ジャーナリスト。名古屋大学理学部物理学科卒業後、音楽之友社にて月刊誌『レコード芸術』『音楽の友』および書籍の編集などに携わる。2005年よりフリーランスとして、クラシック音楽の分野で雑誌、放送、コンサートプログラムの執筆など、幅広く活躍。著書に『クラシックBOOK この一冊で読んで聴いて10倍楽しめる! 』(三笠書房・王様文庫)、『R40のクラシック 作曲家はアラフォー時代をどう生き、どんな名曲を残したか』(廣済堂新書)など。クラシック音楽サイトCLASSICAを主宰。

ロンドン交響楽団 ハイティンク ブラームス第1番
ハンヌ・リントゥ(Hannu Lintu))シベリウス
Alina Ibragimova