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2015年12月25日金曜日

ラーメン屋問題について

 西区西野にあるラーメン屋Sは、札幌で最も美味しいラーメン屋だと思う。もう、20年か30年、ときどき通っているけれども、一度たりとも味が落ちた、と思ったことはない。
 このラーメン屋から暖簾分けしてもらったらしい店が、家の近所にできたので、早速行くようになって1年以上が経つ......今、自分のブログで検索したら、2年近くが経っていることがわかった。
 もとより、西野の本店より味は少し落ちる、それは仕方ないと思っていた。時々西野まで行くので、そこで美味しい本物のラーメンを食べていた。
 で、今晩、近所のその店に行ってきた。
 スープの味が完全に落ちている。出汁をいいかげんに取っているのだろう、本店と違って、全く深みもコクもない。さらに、チャーシューは、噛み切れないような部位の肉まで混ぜている。
 考えてみれば、本店のあのオヤジは偉い。
 20年か30年か知らないけれども、一度も手を抜いて作ってはいないのである。

 この、近所の店にはもう行かない。次第次第に驕りが出てきて、味を落としていって、今晩のヒドイラーメンへと繋がってしまった。
 私だけではなく、他の客たちも、西野の本店とはまるで異なる、<堕落した>ラーメンにやがて愛想を尽かし通わなくなるだろう。

 大衆食堂は、それなりに厳しい世界なのだと思う。
 恵佑会病院近くのあのラーメン屋が更地となったように、いつか、この2年以上続いているラーメン屋も空き家になるかもしれない。