ページ

2014年12月27日土曜日

猪瀬直樹が略式起訴で生き延びるなら小渕ドリル優子も同じだろう 高倉健

 http://www.j-cast.com/tv/2014/12/26224172.html
  『週刊現代』の児島美ゆきの告白に続いて、『週刊文春』は「高倉健に養女がいた!」というスクープを飛ばしている。彼女はTさん。元女優で現在50歳になるという。健さんが正式に養子縁組をして彼女を養女にしたのは昨年5月(2013年)だ。健さんは「長年世話になった人に財産を残したい」といって弁護士に相談したという。
   遺書もある。葬儀は「戒名なし、葬式なし、散骨を希望する」というものだそうだ。Tさんは健さんの食事や洗濯、掃除など身の回りの世話をして、時には相談相手になるなど、健さんに影のように付き添っていた。
   <彼女が健さんの『特別な存在』だったことは間違いない。健さんとTさんは年齢差が三十三歳あるが、妻であり、母であり、娘でもあったのかもしれない>と週刊文春は書いている。
   11月に再入院後、寝ている高倉の頬にTさんの涙がこぼれたとき、彼はこういった。<「どうして泣いているの? 僕は家に帰るんでしょう。おかしいよ、泣いたりしたら」>
   Tさんは<「その会話の後、高倉は私の涙をそっと指で拭ってくれて、ひとこと「ありがとう」と。滅多に聞かれなかった言葉でした」>と声を震わせたという。
   文藝春秋に発表した高倉の手記もTさんが病室で口述筆記したものだった。私も行ってみた京都の行きつけの喫茶店「花の木」に掛かっていたジャン・ギャバンの白黒写真を寄贈したのは健さんだった。<「ジャン・ギャバンは亡くなられたとき、フランス海軍によって散骨が叶いました。『憧れるなぁ』という言葉が耳に残っております。
   折に触れて、『人は必ず死ぬ。死なない人間はいないんだ』と話しておりました。病気になってからではなく、死後のことは、『Tに任せる。僕のこと、よく知ってるでしょ』と。責任を痛感しております」>
   Tさんという人を健さんはとても信頼していたんだろう。なぜかホッとする。
   健さんが可愛がった俳優・石倉三郎が結婚したとき、ペンダントが贈られてきたそうだが、そこに書かれていた健さんの言葉がいい。「冷に耐え、苦に耐え、煩に耐え、閑に耐え、競わず、争わず、もって大事をなすべし」
   Tさんなら遺産相続で揉めることはないだろう。
東京地検怒り心頭!小渕優子事務所が証拠隠滅―パソコンをドリルで破壊
(中略)
   さて、12月20日付の『日刊ゲンダイ』がこう報じている。<東京地検と小渕優子衆院議員の『全面対決』に突入するのか。小渕事務所のデタラメ政治資金問題で、特捜部が10月に政治資金規正法違反容疑で元秘書の折田謙一郎前中之条町長(66)宅や後援会事務所などを家宅捜査した際、会計書類を保存したパソコンのハードディスクが破壊されていたことが分かった。
   壊された複数のハードディスクには、ドリルなどの工具で穴を開けた形跡が見つかったという。
「パソコンのデータは画面上で消去しただけでは完全に消せません。簡単に復元できてしまう。しかし、物理的に壊すと復元は難しくなる。ドリルを使って入念に壊したということは、保存してあったデータを何が何でも処分したかったのでしょう」(ITジャーナリストの井上トシユキ氏)>
   小渕は特捜部の強制捜査が入った当時、「捜査に協力するように指示している」と説明していたが大ウソだった。週刊新潮が「電動ドリル『小渕優子』お咎めなしなら特捜部はいらない!」と特捜部を叱咤している。あまりにも舐めたやり方に特捜部は怒り心頭だと、司法記者がこういっている。
<「特捜部では、電磁的証拠を取り扱うデジタルフォレンジック(DF)班がデータの復元、解析を試みたものの、完全にお手上げの状態。現場の検事らは、捜査をあまりにコケにした行為に、軒並み憤っています」>
   しかしそうはいっても、小渕議員が起訴されるかどうかは微妙だという。岩井奉信日大法学部教授はこう話す。<「たとえ違法性は問えなくても、その政治資金には観劇以外にも多くの問題があるわけですから、道義的には議員辞職は免れません。もし不起訴となって辞職しないとなれば『ザル法である政治資金規正法のおかげで辞めずに済んだ』という議論が必ず出てきます。自民党も、所属議員の不祥事ですから法改正に動かざるを得ない。辞職の如何によらず、彼女には茨の道が待っていますよ」>
   司法ジャーナリストの鷲見一雄は検察の動きをこう予測する。<「今回のドリル事件は、ぬるま湯的な捜査のムードを一変させました。法秩序に対する許し難い蛮行であり、もし小渕議員を放置したり軽い処分で終わらせれば、検察への信頼は大いに揺らぎます。最近でも、徳洲会事件で徳田虎雄元代議士が健康状態を理由に不起訴になったり、その徳洲会から5000万円を受け取った猪瀬前都知事が略式起訴でうやむやになりました。国民には『なぜ検察は政治家に甘いのか』というストレスがたまってきています」>
   可愛い顔をして裏で悪事を働く女はいくらでもいる。小渕議員が指示してやらせたとすれば悪質この上ない証拠隠滅行為だが、検察は追及できるのか。はたまた大山鳴動してネズミ一匹も出てこないのか。地に堕ちつつある検察の正念場である。

▲:高倉健の「戒名なし、葬式なし、散骨希望(つまり墓なし)」というのは、理想的である。一般の日本人はマネしたくても、世間のしがらみがあって、できない。







2014年5月21日水曜日

三浦雄一郎らの無謀老人登山愛好家


 部屋の整理をしていたら、3年前のスクラップが出てきた。東京都勤労者山岳連盟の老人たちの無謀でダラシナイ(自分たちで救助できない)登山のために、30代の若い、恐らく家庭も妻も子供もいたであろう男たちが5人も死んだ事件である。
 この無謀でダラシナイ老人の「仲間」が、結局のところ、三浦雄一郎という男であり、彼らのやっている登山は、他人を苦しめる愚劣な<サル登山>と呼ばれるべきなのだと思う。


より引用する。

 山で遭難したら、救助依頼をすべきなのだろうか? 
つくずくそう思ってしまった。
 この7月24日に秩父山系ブドウ沢の1100m付近で沢登を行っていた東京都勤労者山岳連盟の8人のパーティーのうち一人の女性(55歳)が滝つぼに転落し救助を求めた。
その救援に向かった防災ヘリが救援に失敗し谷底に墜落して救助隊員5人の命が失われた。

注)救助を求めた女性も死亡した。なおヘリの出動は連絡を受けた25日。

 この埼玉県の防災ヘリには7名の乗員がいたが、埼玉県防災航空隊員2名、秩父消防署特別救助隊員1名、それと機長および副機長が殉職し、降下をしていた2名の隊員は命が助かった。
死亡した5名は、機長を除くとほとんどが30台の若者であり、あまりにも早すぎる人生の終わり方で痛ましい。

 私が沢登りをしていたのは、私自身が30才台の頃だから、今から30年前の昔になる。
丹沢や奥多摩、そして今回事故が起こった奥秩父の沢に入っていた。
私の場合、沢にはほとんど一人で入っていたし、当時は携帯電話はなかったので(今でも使用していない)、事故が起こればすべて自己責任で対処するより仕方がなかった。
 実際私も滝つぼに落ちたことがあるが、身体が一旦深くもぐり、かぶっていた黄色い帽子が水面に浮かんでおり、それがあたかも満月のように見えたのを覚えている。
異様な不思議な時間で、自分が滝つぼに落ちたことを認識するまでしばらく時間がかかった。その後我に返って慌てふためいて泳いだものだ。
 沢登りはもともとかなり危険なスポーツであり、事故と隣り合わせにある。
まず、事故が起こらないように技能と体力を高めておくことが一番だが、もし事故が発生した場合、パーティーを組んでいるならばそのパーティーが滑落者を助けなければいけない。

 県警等に救助を依頼するのは最後の手段になるが、私自身は絶対に救助を依頼しないことにしていた。
もし不幸にして死亡することがあっても、それは沢登りと言う危険なスポーツに挑戦した結果だから、救助されるぐらいならば死んだほうがましだと思っていたからだ。
 沢は大変危険な場所である。日本の沢は一般的に深く、V字型に切れ込んでおり、100m程度の切れ込みはざらにある。
尾根筋と異なり、ヘリコプターが容易に近づける場所ではない。
無理して救助しようとするとヘリコプター自身が事故に会って、二重遭難になる可能性が高い。
 まさに今回はそうした事例で、若い命が無駄に5名も失われてしまった。
今回このパーティーは県警に救助依頼をしたのだが、なぜ自分たちで救助をしなかったか不思議でならない。
沢に入っているのだから一番近い場所におり、ロープも持っていたはずだ。
パーティーを組んでいた東京都勤労者山岳連盟の他の7名は一体何をしていたのだろうか。

注)もしかしたら救助はしたが重症だったのでヘリを呼んだのかもしれないが、私だったら重症者を担いで下山する。

 今回のヘリの墜落原因はヘリが自ら起こす下降気流に巻き込まれたセットリング・ウイズ・パワーという現象だといわれているが、谷筋のような険しい環境では逃れるすべがなかったのだろう。

 中高年の登山ブームで救援依頼は激増していると聞く。最近登った南アルプス北岳の稜線で2回も救助ヘリに遭遇してしまった。
尾根筋の登山道ぐらいは骨折などしないで登ってほしいものだが、実際は事故が多発している。
 だが尾根筋はまだいい。ヘリが安全に救助できるからだ。一方谷筋のような場所はヘリもいつ二重遭難するか分からない。
このような場所で沢登をするなら、何度も言うように自己責任で対処し、他人の命まで犠牲にするようなまねはしてほしくないものだ。
(引用終わり)



2014年4月27日日曜日

サル登山冒険家 三浦雄一郎 ヘリの前で記念写真


元気に万歳して喜んでいられる体力があるのなら、自分の足で降りてこいよ。

PS
 6500m地点から5300m地点までの1200mもの高低差をヘリで降りてきた三浦。
それにしても、6500mは、空気が平地の何分の一くらいなのだろうか? 2分の一、3分の一? いずれにせよ、ヘリの揚力は生まれにくく、ヘリの乗務員も命がけだったはず。こんな売名商売登山の老人を救うために命を賭けたヘリの乗務員にはそれなりの報酬があったのだろうか。
 何年か前、都岳連の老人たちが渓流登山(とんでもない場所の)をしていて、遭難してヘリを携帯で呼び、そのヘリが墜落して乗務員が数名死んだことがあるけれども、三浦雄一郎とその愚劣な老人グループの姿が重なる。