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2014年9月6日土曜日

修羅の福岡・海辺の山口 物質は流れる

http://hamalab.com/invitation/wonderworld.html
水分子の行方
クレオパトラが飲んだワインの中には、沢山の水分子が含まれていたはずです。これらの水分子の大部分は、生理現象により数時間後にはクレオパトラの体外に排出されたにちがいありません。その後、一部は蒸発して大気の成分となり、また一部は下水(古代エジプトに水洗トイレがあったかどうか定かではありません)から川を経て海に達したことでしょう。海の水は蒸発して雲となり、雨となってまた地上に戻ってきます。このようにして、何千年も経過すると、クレオパトラのワイングラスの中にあった水分子は、何回も何回もこのような循環を重ねて、地球の隅々にまでばらまかれることになります。さて、1999年の今、諸君がのどの渇きをいやすために、水道の蛇口からコップ一杯の水をくんだとします。そうすると、そのなかには、何とあのクレオパトラのワインの中に含まれていたのと同じ水分子が10個ぐらいは入っているという勘定になるのです[1]。水の分子量は18です。小さなワイングラス1杯のワインの体積を100mlとすると、その中にはおおよそアボガドロ数(6×1023)の5倍程度の個数の水分子が含まれていたことになります。計算を簡単にするために10の24乗個の水分子が含まれていたとしましょう。地球上に存在する水分子の総数は、おおよそ10の47乗個であると考えられています。クレオパトラのワイングラスの中にあった水分子が地球上に完全に均等にばらまかれたとすると、今任意に取り出した1個の水分子がクレオパトラに飲まれた水分子であった確率は1024/1047=10マイナス23乗ということになります。諸君がくんだコップ一杯の水の中に含まれる水分子の数は10の24乗個程度ですから、その中にクレオパトラに飲まれた水分子が何個入っているかの期待値は10マイナス23乗×10の24乗=10となるのです。狐につままれたような話ですが、たしかに計算はあっています。この奇妙さは、アボガドロ数が我々の想像を絶する大きな数であるということに起因しているのです。分子の不思議の第1は、このアボガドロ数の大きさです。10の24乗という数は、1億の1億倍のまたその1億倍というとてつもない大きな数なのです。
(引用終わり・10の何乗、という表現は引用者の改変)
http://www.suntory.co.jp/company/mizu/jiten/drink/dr_06_01.html
私たち人間の体は、胎児で体重の約90パーセント、新生児で約75パーセント、子どもで約70パーセント、成人では約60~65パーセント、老人では50~55パーセントが水で満たされています。この体内の水は、どのような働きをしているのでしょうか。 体内の水は、大きく細胞内液と細胞外液に分けられます。細胞内に存在する細胞内液は、体内水分の約3分の2を占めています。

一方、残りの3分の1である細胞外液は、体内を循環する血液とリンパ液、細胞と細胞の間に存在する細胞間液に分けられます。血液は、体の隅々まで酸素、栄養、ホルモンなどを運ぶ重要な役割を担っていると同時に、老廃物や過剰な物質を運び出し、体外に排泄するという大切な働きをしています。その血液の半分以上は血漿(けっしょう)という液体です。そして、血漿のほとんどが水でできています(血漿の水分は91パーセント)。血漿にはナトリウムイオン、塩化物イオン、タンパク質などさまざまな成分が溶けていて、体に必要な栄養や酸素は、この水分にのせて運ばれているのです。
(引用終わり)

 今、体重50㎏の人の水分量が、その6割の30㎏だとする。