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2014年9月5日金曜日

修羅の福岡・海辺の山口 罠にかかったイノシシをスコップで叩き殺そうとする



http://rkb.jp/move/move_next.html
第606回
制作: RKB毎日放送
ディレクター: 宮川 直子
「物心ついた時にはバブルは、はじけてて。いい会社に入って結婚して家買ったら幸せになれる、と思えてない世代」と語る、関東出身の畠山千春さん(28)。2年前に福岡に移住し、去年5月から糸島市の古民家でシェアハウスを始めた。20~30代の7人が、それぞれ仕事を持ちながら、できるところから自給自足の暮らしを始めた「いとしまシェアハウス」の1年を追った。
一般の自給自足と大きく違うのは、肉の自給も目指している点。千春さんはシェアハウスを一緒に始めたパートナーの志田浩一さん(29)と共に狩猟免許を取得し、新人猟師として狩りをする。狩りにかかる膨大な時間と体力労力。「自分で捕れない、さばけない肉をバクバク食べることは、バランスが悪いと感じるようになって」普段の生活ではほとんど肉は食べない。イノシシの脂や皮も捨てず、何かに使えないかと試行錯誤している。
「生きることは、食べること」に真摯に向き合うシェアハウスの姿は、「今、命に感謝して食べていますか?」と、私達に問いかけてくる。
(引用終わり)


 RKBテレビを見ていたら、地元からのニュース放送に切り替わり、糸島市に関東から移住してきたという女性をレポート。これ、日曜日に放送するドキュメントの「番宣」をニュース仕立てにしているのだけれども、それはいいとして、原発ショックで自給自足に目覚めたという女性の生活に、唖然とした。
 パートナーの男性を含めた数人でシェアハウス、というのは驚かない。
 狩猟免許を取って肉も自分で手に入れる、というのも驚かない。私の同期の医者は、今はすっかり田舎暮らしをしているけれども(某町立病院の院長)、狩猟免許を取り、猟銃も持っていて、鹿を撃っている。
 ところが、この、糸島市の女性は、罠を仕掛けてイノシシを捕る。それも驚かない。
 驚いたのは、罠にかかったイノシシを殺すシーンを夕方のニュースの中で、エンエンと放送していることだ。
 パートナーの男性と一緒になって、スコップで、暴れるイノシシの頭を叩いて殺そうとするシーンが流れる。さすが、修羅の国である。
 スコップでイノシシが殴り殺せないとなると、今度は、手製の槍で、イノシシをこの女性が突き刺す。血だらけになる。イノシシは、やっと死ぬ。その死んだイノシシを解体する、血だらけになって。これ、夕方、子供もみる時間帯で流しているのである。
 若い女性がスコップを振りかざして暴れるイノシシの頭を殴りつけたり、手製の槍で殺したり……。こんな放送、これに類した暴力的な放送が、福岡では、エンエンと流れるのだろう。
 修羅の国である。
 猟銃を持った猟師は、銃で動物が苦しむことなく殺す。スコップや手製の(御粗末な)槍で、残酷に殺したりはしない。
 修羅の国である。こうした放送に、ここの住人は・視聴者は、違和感というものを全く覚えないようだ。
 こんなシーンを夕方どきの番組で流す、なんて、日本の他の地域であるのだろうか……。
 札幌市内に現れた熊を猟銃で撃ち殺したシーンが流れただけで、放送局にはかなりの数の抗議が寄せられた、札幌では。
 福岡では、若い女性がスコップで罠に苦しむイノシシの頭を殴りつけ、槍で血だらけになって刺し殺す……。見ていて私も病気になりそうになった。