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2014年8月3日日曜日

家族キャンプ 登山キャンプ



中州の四駆区域、無許可で拡張…行政指導6回

2014年08月03日 08時59分 読売新聞
 神奈川県山北町のキャンプ場「ウェルキャンプ西丹沢」内を流れる河内川で1日夜、家族4人が車ごと流され、3人が死亡した事故で、キャンプ場運営会社が2008年以降、この家族が利用した中州にある四輪駆動車専用区域の拡張を無許可で繰り返していたことが、県への取材でわかった。
 これに対し、県は11年8月までに計6回、運営会社に行政指導をしていた。
 県西土木事務所は08年4月、運営会社が無許可で中州に土砂を搬入していることを確認し、指導した。同年7月には災害防止名目で工事許可申請が出されたが、申請区域外で造成工事をしていたことが判明、指導した。11月には無許可で中州上流側の埋め立てを行ったことが確認された。

参照:

http://wec.naturum.ne.jp/e840511.html

http://birthofblues.livedoor.biz/archives/51529592.html#more

 本州では、登山も(有名な山ならなおさら)人混みとの格闘。時々高尾山の様子をテレビで見るけれども、あんな人混みの中には絶対に足を踏み入れたくはない。

 登山と同じように、キャンプも大混雑。しかし、キャンプ場の混雑は北海道でも珍しくはない。
 一度、カムエク登山のために前日に中札内のキャンプ場にNと泊まったことがある。ちょうど土曜日だった。中札内村の半分がやってきたのではないかと疑うほどの混雑。焼肉、カラオケ、花火、子供の歓声、大人たちの大声での話しが深夜まで続いた。つまり、これは、「安上がりなストレス解消法・家族サービス・自然との触れあい」という一石三鳥のリクリエーションなのである。
 しかも、この中札内のキャンプ場を含めて、北海道のキャンプ場は無料のところが少なくは無い。たとえ有料であっても、テント一つ500円とか、そんなレベルである。もちろん、オートキャンプ場はそれなりの値段だけれども、私もNもそんな高価なところには泊まらない。
 上のガイドブック、左の広い芝生の続くキャンプ場は、芦別岳の登山口にあるキャンプ場だけれども、もちろん登山に関係なく誰でも利用できて、「無料」で使える。こういった素晴らしいキャンプ場は、しかし、本州にはない。
 それどころか、危険なキャンプ場、川の中州に違法で拡張されたキャンプ場に、数千円(?)も払って利用する、というのが首都圏のキャンプの実態のようだ。……ということで、キャンプ場経営は儲かる商売なのだろう、本州では。

 一度、浜頓別のキャンプ場でNとキャンプをしていたとき、本州からやってきていた初老の夫婦と話をしたことがある。その浜頓別のキャンプ場は、「1人200円」で利用できる。本州のキャンプ場では、あっという間にあれこれ加算されて、利用料金が数千円になってしまうことは珍しくない、と、夫婦は嘆いていた。だから、夏になると、夫婦2人で北海道内をあちこちキャンプしながら歩く(といってももちろん自動車で)のだという。大雨が降ればコテージやホテルに泊まるけれども、そうしたことは滅多に無いし(北海道には夏には台風は来ない、来たとしても台風くずれのセコイ低気圧のみ)、ともかくスーパーで買える食材は美味しいし、涼しいし(そりゃー浜頓別で涼しくないなんてことはない)、キャンプ料金はタダみたいなものだし、夏は北海道に限る、と話していた。


 キャンプ場で一瞬にして妻子を喪ったこの男性は、土曜日、家族サービスをするために、この首都圏の河原の・中洲のキャンプ場に来たのだろう。高い料金を払って、これから家族と楽しむつもりでいたところを、妻と娘と息子を一度で喪ってしまった。1999年の、同じこの町で起きた中洲で焼肉をやって流されて死んだ連中の事件では、再三の消防隊・町からの非難勧告を無視して死んでいったものだった。愚かな大人たちのために一緒に死んでしまった子供たち「だけ」は可哀想だったけれども、昨夜のこの事故は、この家族に何の非も無い。高い使用料金を払って利用するキャンプ施設は安全なはずだと思いこんでいたとしたら、それが唯一の過失だろう。

 大雨が降るかもしれない中洲を利用する、ということは、避けなくてはならないという、当たり前の教訓を与えてくれている。