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2014年7月2日水曜日

焼山 黒岩静枝




 去年の秋に、札幌の登山仲間のKに誘われて、焼山という山に登ってきた。札幌から定山渓方面にドライブしていると、左手にきれいな円錐形をした小さな山が見える。それが焼山。その山が気になって仕方がないというKが、私を誘ったのである。ネットで登山道の説明を見つけたということだった。
 1時間くらいで登ることができたのだけれども、下山時にうっかり道を間違え、もう一度引き返して正しい道を見つけ、無事に下山できた。下山して蕎麦屋に入ったら、藤野スキー場付近で「その日」クマ(ヒグマ)が出たとのこと。私とKが間違って下山していったのがそのスキー場の方向。蕎麦を食べながら青くなったことを覚えている。
 それにしても、マイナーな山なのに、随分人が入った跡があるし、登山道も整備されていることが不思議だった。
 その疑問が今日、解けた。
 コーチャンフォーに行くと、北海道新聞社が出している『山ガール入門書』みたいのが山岳書コーナーにあり、のぞいて見ると、札幌近郊の20ほどの山が紹介されていた。そのなかの一つがこの焼山であり、この本が第2版のもので初版が2011年に出ていることを考えると、札幌の山ガールはずっとこの山を登っていたようである。しかし……登ってみても、あまり魅力は無い。
 この本に紹介されている20ほどの山は、確かに札幌近郊にあり、登山としても初心者向けのものなのだが、殆ど全部、魅力の無い山である。特に、銭函天狗山なんて、登山中ずっと下の(というより横の)ゴルフ場からいろいろな騒音が聞こえてくるような、情けない山である。
 山の魅力に打たれるには、<最初にいい山に登ること>である。初体験が重要なのである。(私にとってそれは羅臼岳)
 この山ガール本は、それゆえ、山嫌いに導く本ではないかと思う。

 何故、今日、コーチャンフォーに行ったかというと、実は本ではなく、CDを探すため。
 朝、FMを聞いていると(通勤中)、『Everything must change』が流れてきた。あまりに上手い歌手、そしてピアノの間奏も素晴らしく、このCDは是非買おうと決めた。歌手が、黒岩静枝、ということは、FM局のホームページでチェックした。
 で、帰宅後、直ぐにコーチャンフォーへ。この歌手、札幌ジャズフェスティバルにも出ている女性なので、当然、本とCDの超大型店には彼女のCDが置いてあるものと思っていたのだが……。この女性歌手、確かにCDは出しているのだけれども、一般店には流通していないとのこと、だった。
 何のために10㎞も車を走らせて店に行ったのか……まったくの無駄足になった。

 どうやったら、黒岩静枝のCDを手にいれることができるのだろう。アマゾンでも、勿論、売ってはいない。