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2014年7月15日火曜日

資料 野口健



野口健、韓国のタクシーで受けた「日本人差別」を告白 「日本人旅行者が減るのも無理はない」

2014/7/15 19:23 JCAST
 アルピニストの野口健さん(40)がツイッターで紹介した、韓国を訪れた際に受けたという「日本人差別」のエピソードが反響を呼んでいる。
   運転手に日本人だと告げたところ、目的地に到着していないにもかかわらず車から降りるよう言われたというのだ。
サウナでも日本人か聞かれ「追放された」
   野口さんは2014年7月14日、「韓国、日本人客減に危機感…都内で誘致イベント」という読売新聞の記事に触れた上で、
「韓国訪問の時にタクシーに乗っていたら運転手に『日本人か?』といわれ、『そうだ』と答えたら『車から下りろ』と。そのクセに『金は払え』と。頭にきて一銭も払いませんでしたが。当たり前でしょ」
とツイートした。具体的なやりとりや状況は定かではないが、野口さんの弁によれば、運転手は乗客が「日本人」だと分かった途端に態度を変えて乗車距離分の料金を払って降りるよう言ってきたということらしい。
   これに野口さんは「仮に日本で韓国人観光客がタクシーに乗って運ちゃんに『韓国人は下りろ』と言われるだろうか?」と疑問を呈す。
   また、プサンでサウナに入った際にも同じように「日本人か?」と尋ねられて「追放」された経験も打ち明け、「あの時の印象が忘れられない。一部の人の対応かもしれないが日本人旅行者が減るのも無理はない」「旅で受けるインパクトは良くも悪くも大きい」などと述べた。
   世界的なアルピニストの発言ということもあって、ツイートは話題になった。野口さんのツイッター宛てには
「学生交流で何回も行ったことありますが似たような経験あります。これはネトウヨとかじゃなくて韓国好きな人の中でも経験ある人はいると思います」
「仕事で行きますが、タクシーの下りはものすごくよくわかります。知り合いの家族は唾吐かれた事もあります」
という同様の体験を訴える声も寄せられていた。
夏休みの韓国旅行「一昨年よりも25%減」
   野口さん以外にも日本人という理由で差別的な扱いを受けたというトラブルは際立ってきているのだろうか。
   大手旅行会社に聞いてみると「もしかしたら中にはあるのかもしれませんが、頻発しているということはないと思います。当社でもそうしたトラブルが直接お客様の方からあがってきたことはございません」(JTB広報室)とのことで、野口さんも指摘するように一部の人の行いに過ぎないのかもしれない。
   それでも、なかなか改善されない日韓関係に起因する「負のイメージ」は一般レベルにも広く浸透しているようだ。日本人訪問者数はここ1年半以上も「低空飛行」が続いている。
   単月ベースの日本人訪問者数は2012年3月に過去最高の約36万人となったものの、同年9月以降は前年割れ。最新の2014年5月も前年比9.6%減の約20万人にとどまっている。
   夏休みの旅行計画にもリストアップされにくくなったようで、JTB広報担当者は「昨夏、今夏の韓国旅行への申し込みは、12年夏と比較すると25%ほど減っています」という。
   2014年の日本人訪問者数は250万人程度となる見込みとも報じられ、ピークの12年(約360万人)と比較すると3割ほどの減少が予想される。
   一方で日本を訪れる韓国人も減っている。2014年5月には中国からの旅行者が約2倍になり、タイも54.7%、台湾も44.1%と増加したが、韓国は14.6%減と4か月続けて前年同月を下回った。
▲:このツィートが大きな反響を呼んだなら、野口健はもう、代々木コリアン放送や赤坂コリアン放送、そして毎日コリアン新聞では活躍の場を完全に失うかもしれない。




韓国での「日本人差別」10年ほど前だった 「あの時そうなら、もっと酷いのでは」 
アルピニストの野口健さんに聞く

2014/7/18 23:06 JCAST
  韓国でタクシーに乗ると、「日本人なら車から降りろ」と言われた――。アルピニストの野口健さん(40)がこうツイートしたところ、賛否分かれる様々な反響があった。このことについて、J-CASTニュースに説明したいと野口さんから指定があり、事務所で早速、本人に話を聞いた。
自分の態度が悪かったことはないと思う
――今回、なぜインタビューしてもらおうと思ったのですか? ネット上では、差別話に共感する声も多くありますが、ジャーナリストらから「ウソくさい」などとツイッターで批判されたからですか?
野口 そういうことよりも、ツイッターだと、短い文章しか書けないので、理解されにくいと思いました。以前、J-CASTニュースさんに取材して頂いていましたし、第3者の方に聞いてもらう方が、正確に話が伝わるのではないかと思いました。
――タクシーの件は、日本人だから以外の理由は本当になかったのですか? 例えば、態度が悪いと思われてしまったとかです。
野口 夜、飲みに行った後、韓国語はできないので、手を上げてタクシーを呼び止めました。乗車後に、ホテルのカードを出してそれを読むと、50代ぐらいの男性運転手に日本語で「ニホンジン?」と聞かれました。「そうですよ」と答えたら、「ゴーゴー!」と言って車から降ろされました。車は少し走り出していたので、「金は払え」とジェスチャーで言われましたが、目的地まで乗せてくれなかったわけですから「ノーノー」と言ったら車を急発進させていってしまいました。車の中では、「ホテルどこだったっけ?」と日本語でつぶやいたことはありますが、態度が悪かったことはないと思います。
――釜山のサウナに入ったときも、「日本人か?」と聞かれ、「追放」されたそうですが、詳しくお願いします。
野口 あの「追放」という表現は過剰だったかもしれません。サウナでは、一緒に行ったヒマラヤのシェルパの方と日本語で話していると、お店のお年寄りの方が上手な日本語で「あなたは日本人ですか?」と聞いてきました。こんなことを聞き返す方が悪かったかもしれませんが、「日本語がお上手ですね」「お勉強されたんですか?」と言いました。すると、お年寄りの方は、スイッチが入ったように、「違うよ。あなた方、日本人が教えたんじゃないか!」と怒り出したのです。日本統治時代に強制的に教育を受けたのに、配慮のない言い方だと思ったのでしょう。すると、何が起きたんだと周りが騒ぎ出し、困ったなと思っていると、お年寄りの方が「あなたは出て行きなさい」というので、出て行ったわけです。
――韓国人のお年寄りの方は、周りが騒ぎ出したので、気を利かせてそう言っただけではないですか? 本当に「追放」されたのでしょうか?
野口 それはそうかもしれません。確かに、気を利かせたこともあるかもしれませんね。
――ところで、タクシーやサウナの話は、最近のことなのでしょうか?

野口 タクシーは、2001~03年ごろのことです。韓国で日本人客をタクシーに乗せない運動があったとネット上で情報が寄せられましたが、それはもっと前のことで、その繋がりではないと思います。サウナは、タクシーの数年前のことで、1998か99年ごろだと思います。
一部の人の言動かもしれないが…
――では、いずれも10年以上前のことについて、なぜ今になってわざわざツイートしたのですか?
野口 韓国が日本人観光客の激減に危機を感じて日本で誘致イベントをしたという読売新聞のニュースを見たからです。このニュースを見てあの体験を思い出して呟いたわけですが、これほど色々な意味で関心をもたれるとは思いもしなかったです。しかし、これだけ様々な意見が寄せられるということは韓国に対する日本人のフラストレーションがたまっているのかなとも感じます。また、10年前よりも対日感情が悪化している中で、今の方がより大変な状況になっているかもしれないと。韓国からの露骨な日本バッシングが続いています。最近ではロッテホテルで毎年やっていた自衛隊の行事が、抗議が相次いで直前にキャンセルされたというのは、大変なことです。いつだったか都内のホテルで日教組の会合が予定されていてホテル側によってキャンセルされた事がありましたが、確か裁判でホテル側が負けた様に記憶しています。ホテル側がキャンセルするという事はそれだけ大変なことなのです。ツイッターにも呟きましたが、ごく一部の人の言動だと思いますが、旅で受ける印象は良くも悪くも大きい。韓国にプライベートで行くとき、嫌な思いをしてまで行きたくなるでしょうか? むしろ、受け入れる側の韓国の国内でこそどうやって減少した日本人客を取り戻すかとイベントをやったほうがいいのではないかと思います。
――反日感情の強い韓国では、イベントはできないのでは?

野口 でも、日本人を歓迎しますと、彼らは彼らの中で努力しないといけないと思いますよ。それに韓国に親友も沢山いますが、日本人の事を好きな人も多いです。旅行でのインパクトは強いのです。ネット上では今回、韓国人に対してかなりきつい反応もたくさん寄せられています。中には読むに耐えないほど韓国人に対する偏見もありました。日本人は長年がまんしてきましたが、どこかでプッツリと切れてしまったところもあると思います。心配なのはその反動が日本全体を極端な方向に向かってしまう事です。それと僕の呟きも大人げなかったとも反省しています。