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2014年7月4日金曜日

痴呆政治

「性愛図鑑」も「知人と9泊北陸視察」も、政務調査費で
吉本美奈子 斎藤智子2014年3月23日11時21分
 政務のためとして、「江戸の性愛図鑑」を購入し、フランス料理店でワイン付きの優雅なランチ、知人と9泊の北陸視察研修旅行――。朝日新聞が情報公開請求した2012年度分の千代田区議会の政務調査費(現政務活動費)の使い道から、こんな実態が明らかになった。すでに一部を返還した区議もいるが、「使途として、論外だ」と指摘する専門家もいる。
■「話せる時があったら話す」
 政務調査費は、政策の調査研究など議員の活動に使う経費。2012年度、千代田区議25人に支給された総額は年間4500万円。会派ごとに支給され、1人あたりでは、月15万円の計算だ。使用しなかった分は返金する仕組みで、使用額の平均月額は約14万3千円だった。議員報酬は月約62万円ある。
 11年度については、使途が不適切であるとして、住民による監査請求や一部会派には返還を求める訴訟が起きている。
 朝日新聞は、12年度分について、情報公開請求した。その中には、以下のような使途があった。
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愛知県議はコピペ報告書? 政務活動費を返還へ
朝日新聞デジタル 7月3日(木)22時46分配信
 地域政党・減税日本の半田晃士愛知県議(56)=名古屋市西区選出、1期=が昨年度の政務活動費を使って委託した海外調査の報告書が、ネット上にある農林水産省の報告書などと酷似していた。半田氏は3日、記者団に「チェックできず責任がある」と話し、委託費73万円を県に返還する考えを示した。
 半田氏によると、調査は知人女性に委託。昨年10~11月に仏、独、オランダを訪れ、農業や都市交通、犬・猫の殺処分をなくす政策などを調べたという。
 調査報告書を朝日新聞が調べたところ、オランダの農業に関する第1章の大半は、農水省が昨年公表した「海外農業情報調査分析事業(欧州)報告書」の内容と同じ。他のテーマでも、複数の関連サイトで一致する記述が多数あった。



民主の愛知県議、釣り同好会に政調費 県に返還へ
 民主党の西川厚志愛知県議(44)=名古屋市中川区選出=が、2011、12年度の政務調査費で、顧問を務める理容組合の釣り同好会の懇親会費3回分、計3万円を支払ったことがわかった。うち1回は本人、代理とも欠席で、県議会事務局はこのケースについては「常識として政務調査活動はできず、政調費は使えない」と指摘している。
 西川県議は一部報道を受け25日に記者団に説明。支出先は同区の中川理容組合釣倶楽部で、実際の会費より多く県に請求したこともあった。「不適切だった」と認め、県に3万円を返還する意向を示した。
 昨年4月の懇親会には「間に合えば出席する」と1万円を払ったが代理を含め欠席。今年2月の懇親会は秘書が代理出席し、実際の会費は8千円だったが「慣例として」1万円を払った。昨年2月の懇親会でも1万円を払ったが、出欠は代理を含め不明。3回とも同倶楽部から1万円の領収書を受領したという。
 西川県議は、同倶楽部への支出は「県政の意見交換をしており、政調費からの支出は問題ないと思った」と釈明。ただ、県議会議長に対する政調費の収支報告書は「出欠を確認せず出してしまった」と語った。