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2014年7月18日金曜日

マレーシア機撃墜 エイズ研究者約100人死亡

親露派幹部、交流サイトで撃墜誇示か ウクライナ機と誤った可能性示唆
2014.7.18 19:27 [航空事故・トラブル] 産経新聞
 マレーシア航空機墜落で、ウクライナなどのメディアは18日、現場付近を実効支配する親ロシア派組織「ドネツク人民共和国」国防相ストレルコフ氏が17日の墜落直後、ロシアの交流サイトに撃墜を誇示するような書き込みをし、短時間で削除していたと伝えた。
 ただ、撃墜したとする機種は同航空のボーイング777ではなく、輸送機だった。武装勢力がウクライナ機と間違って旅客機を攻撃した可能性を示唆している。
 書き込みは墜落の約30分後。「たった今(輸送機)アントノフ26を撃墜した」と主張。「われわれの領空を飛ぶなと警告したはずだ」とも書き込んだ。(共同)


エイズ研究者ら百人搭乗か WHO報道官も

2014.7.18 20:29 産経新聞
 ウクライナ東部で撃墜されたとみられるマレーシア航空機には、オーストラリア南東部メルボルンで20日から開かれる「第20回国際エイズ会議」に参加する研究者らが搭乗していた。有力紙オーストラリアン(電子版)などによると、開催会場では18日、搭乗者の約3分の1に当たる100人前後が会議参加者との情報が流れ、動揺が広がった。
 主催する国際エイズ学会は同日、ウェブサイトに声明を出し、エイズ研究者として著名な同学会の元会長、ヨープ・ランゲ氏が搭乗者に含まれているとの情報があるとした。また、世界保健機関(WHO)の報道官も同機に搭乗していた。
 エイズ会議は20日から25日までの日程で、約200カ国から1万数千人が参加し、クリントン元米大統領も出席予定。同機に搭乗した参加者はクアラルンプールで別の便に乗り換え、18日夜、メルボルンに到着する予定だったという。


マレーシア機撃墜 エイズとの闘いに大打撃 多数が国際会議関係者
産経新聞 7月19日(土)7時55分配信
 「報道が事実だとすれば今日は国際エイズ学会(IAS)にとって悲しい一日です」。世界最大のエイズ対策専門家集団であるIASは18日、マレーシア航空17便に関する声明を発表した。乗客の身元確認もできない段階での早期声明は、世界のエイズ対策へ与える衝撃の大きさを物語るものだ。
 IASはまた「エイズとの闘いにささげた仲間の献身に応え会議は予定通り開催する。その中で追悼の機会を設ける」とも発表した。
 マレーシア航空17便の乗客283人の中には、オーストラリアのメルボルンで20日開幕予定の第20回国際エイズ会議に参加するヨーロッパのエイズ研究者やエイズ対策の非政府組織(NGO)関係者が多数、乗っていたと伝えられる。乗客の3分の1を超える100人以上が国際エイズ会議関係者だとの報道もある。
 また、報道ではIAS元会長のヨープ・ランゲ博士夫妻も乗客に含まれていると伝えられており、声明は「事実だとすればエイズとの闘いは文字通り巨人を失う」と述べている。
 国際エイズ会議は隔年開催の大規模会議で、第20回メルボルン会議は「ペースを上げよう」をテーマに世界中からエイズ研究者、医師、エイズの原因ウイルスであるHIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染したHIV陽性者組織の代表、エイズ対策のNGO関係者、各国政府保健担当者ら約1万5千人の参加が予定されている。
 開幕前日の19日にはIAS主催で、HIV感染の治癒に向けた研究の進展状況を検討するシンポジウムが予定されており、ヨーロッパの第一線の研究者の多くが18日中にメルボルンに到着できるようマレーシア航空17便を利用していたとみられる。
 ランゲ博士は2002年から04年までIAS会長をつとめ、HIV陽性者の長期生存を可能にする抗レトロウイルス治療の普及に取り組んだ功績はいまも高く評価されている。(宮田一雄)