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2014年7月2日水曜日

あわび詐欺の町と呼んでもいい八雲町

http://www.town.yakumo.lg.jp/modules/sangyou/content0005.html
第20回熊石あわびの里フェスティバルの際に使用する熊石産の養殖あわびが低水温により大きな被害を受け、結果として外国産の韓国蝦夷あわびを購入し、フェスティバルを開催することに至った経緯について、以下のとおり報告させていただきます。

1.外国産(韓国産)あわびを使うことになった経緯及び熊石産のあわびが不足している中で、中止の判断ができなかった理由、また、イベント当日に熊石産以外とはっきり宣言したうえで開催出来なかった理由

熊石地域の海水温が昨年12月から本年1月に掛けて海水温が5℃~7℃と長期間にわたり低く、特に平成26年2月17日から急激に水温が低下し5℃以上あったものが、19日には1度台まで低下し、数日間、海面がシャーベット状態になるなど3月中旬までの約1か月間は1℃前後、あわびが活動できる5℃以上に回復したのが4月中旬と約2か月間も低水温が続きました。

主な低水温の原因については、対馬暖流の影響が弱いことから、表層水が沖に運ばれ低水温の下層水が上昇してきているものと中央水産試験場が推測しております。また、中央水産試験場にある約50年間の水温データを見ても今回のような異常水温が続いた前例はないという報告がありました。

低水温対応としては、町と北海道栽培漁業振興公社が協力し、2月24日に公社の施設により加温水槽への移設試験を実施したところ、殆んど全滅したことから、水産技術普及指導所と協議の上、移設は無理と判断し、海中生簀のまま水温の上昇を待つよう養殖部会にアドバイスを行ない、判断を委ねたところであります。

生残調査については、その間、給餌作業に合わせ、あわびの生育状況を見ながら、4月11日頃、一時海水温が上昇しはじめたことから、体力の回復を待ち4月22日に町と水産技術普及指導所の協力のもと1回目の生残状況調査を実施しました。

結果は、海中生簀1篭、収容数2,686個に対し、生残1,190個(44.3%)、斃死1,496個(55.7%)でした。
全体の籠数量は45籠で、1籠2,750個であったことから、生残率を44%で見込み、この時点であわびの確保が出来る数量を53,000個位と判断しました。

5月7日:第3回実行委員会・運営全体会議(最終会議)
この時点では、あわびの被害が5割程度とのひやま漁協熊石支所からの報告があり、例年どおり2万個体制での開催ができるものと確認されました。
また、それぞれの出店者からの報告で、当日は3万食の食材提供出来ることも確認されました。
5月12日: あわびの被害が甚大であるとの報告により、実行委員会緊急役員会議開催
この日養殖部会は、早朝からイベントに使用するあわびの数量を確認するため2回目の生残率調査を実施したところ、午後2時頃、1日目の作業12籠の分の選別作業を行なった結果、生残数が20%と最悪の状況になったことから、ひやま漁協から一報を受けた産業課水産担当者が状況を確認しました。
早々に役員会を開くことになり、午後3時に実行委員会役員会議(実行委員長、副実行委員長)を支所において、低水温によりあわびが斃死している被害状況を説明し、その対応を協議しました。
被害の状況は、1籠2,750個、入っている籠を1日調査できる12籠を回収し当初入れた33,000個の生残数を確認したところ、約20%以内の生残率しかなかった。内容は、L、529個、M、4, 118個,S、1,465個の6,112個であった。そのうち、当日使用出来るサイズをM・Lにしても、4,600個程度で、担当者が残りの籠数を聞くと、余り残っていないとの報告でありました。
この様な状況の中で、果たしてイベント開催できるかという中で、結果として、5月12日時点では、既にラジオ・テレビで全道規模の宣伝やポスターの掲示を旭川市以南に行っていること、観光バスツアーの昼食の発注を4社(309名分)から受けていること、歌手の契約、ステージの設置など、多額の予算をすでに執行していること、出店者も食材等の仕入れも進めており、中止を完全に周知するには残された時間がないことなどから、開催することより、中止にすることの困難の方が大きいとの判断から開催に向けて全力で努力し取り組むことといたしました。
しかし、例年、2万個体制であわびを確保お願いしていることから、この被害で残っている熊石産のあわびだけでは、イベント開催が出来るわけでもなく、あわびの確保については、ひやま漁協熊石支所内部でも事前に対応していたところであり、改めて、あわび確保に向けて、ひやま漁協熊石支所長も加わり、各方面にあわびの手配することになりました。
副実行委員長が、ひやま漁協熊石支所長との情報網により対応することになり、近隣町のあわびの状況を確認しました。
しかし、近隣町の上ノ国の場合はLサイズ(6.5cm以上)で、1個350円、他に容器などの輸送費用が加算され、最大で2,000個までしか購入できない。また、貝取澗の場合は、Lサイズ(6.5cm以上)で1個442円と単価が高いことやその他以外の近隣町からの購入も考えましたが、フェスティバルに使用する熊石の養殖あわびは6.0~6.4cmのMサイズで近隣町からの確保が難しいこととなりました。
その時にひやま漁協熊石支所長と副実行委員長から外国産の韓国の蝦夷あわびが日本に流通し、北海道内でも販売されていることが提案され、何の躊躇(ちゅうちょ)もなく、ひやま漁協熊石支所を通し、函館市水産物地方卸売市場内にある貝専門店に連絡し、外国産の韓国の養殖蝦夷あわびであれば、まとまった数が確保できるという安易な気持ちでありました。その際には、貝専門店からは5月18日のイベントに使用するには、今日の午後5時までに発注しないと間に合わないという時間制約のある中で、何とかして、フェスティバルを開催したいという思いから、韓国産のあわびを購入することになりました。その発注内容は、購入単価はキロあたり5,300円で、555.6キロを購入し、消費税(8%)を含めると3,180,254円で個数は9,850個で1個当たりの単価は318円です。
その場所には、事務局である町職員2名が同席していました。
5月15日:養殖部会から水産担当係に残っている籠を引き上げた結果が報告され、5月12日から15日に全生簀45篭の調査を行った結果、収容個数124,500個に対し、生残個数は25,349個(20.4%)、斃死個数は99,151個(79.6%)という結果報告されたが、すでに韓国産あわびを発注済みでした。
5月16日:ひやま漁協熊石支所のあわび養殖部会が函館市場からあわびを運搬し、活あわびの状態であわび中間育成施設の水槽へ搬入し、当日使用しました。
5月18日:フェスティバル当日は、副実行委員長が開会宣言の際に、熊石産のあわびが大きな被害を受け、他からもあわびを確保したことの説明はしたが、韓国の蝦夷あわびも使っていることの説明はしていない。このことは故意に話さなかったのではなく、実行委員会として6日間でフェスティバルの開催にこぎつけることができたという気持ちの方が大きかったためであります。しかし、2万個用意したうちの半数が韓国の蝦夷あわびであることを周知しないで販売いたしました。
フェスティバルで用意したあわびの内訳でありますが、
※あわび使用個数  19,120個 (熊石産9,270個・韓国産9,850個) 
◆前日出店者使用個数     5,320個 (熊石産)
 (食材加工分・あわび弁当等1,200個、あわびカレー250個、釜飯480個)
 (当日イベント用賞品3,390個)
◆当日活あわび販売個数  13,800個
 (熊石産3,950個・韓国産9,850個)
   ○使用内訳
    ・活あわび  10,000個(韓国産9,850個・熊石産150個)
    ・バカ貝セット 3,800個(熊石産)


▲:八雲町のホームページから引用。
   熊石あわびの里フェスティバルで売られた活あわびのうち、98.5パーセントが韓国産。熊石産は、1.5パーセント。
 これで「産地の告知を忘れた」と言い張るこの地方自治体の、悪びれずに堂々とホームページで居直るツラの皮の厚さに、底知れぬ「地方の闇」を感じるのは私だけではないと思う。