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2014年6月27日金曜日

Ehrman : God's Problem

 随分昔、大学院の学生だった頃、日高地方で開業している医師が病に倒れたために手伝いに行った、2度ほど。
 末期の大腸癌で、札幌の病院に入院したその医師の代わりに、日替わりで、大学医局から医師が一月くらい派遣され続けた。
 その小さな町の医院の中で、院長は一人暮らしをしていた。夫人は既に亡くなっていて、一人息子は東京の私大を出て都内でクリニック開業をしていた。
 居間の隣が院長の寝室で――というか、院長は居間も書斎も寝室も一緒にしたような部屋に住んでいた。高齢の一人暮らしなら、その方が何かと便利だったのだろう。
 私はそのベッドのある部屋に通された。ベッドの枕の真上には棚があり、100本くらいのカセットテープが整然と並んでいた。棚はある種の「門」のような形になっていた。
 全て聖書を朗読したテープで、院長は、寝るときに、毎夜(?)このテープを聴いて眠りに就いていたようだった。

作製途中

ダビデ王