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2014年6月28日土曜日

タクシー券疑惑の札幌副市長が綱紀粛正をぶつ





http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20140626/5514491.html
職員病院勤務時に受注額大幅増
06月26日 18時53分 NHK
市立札幌病院のパソコンの更新業務の指名競争入札をめぐり情報を漏らして入札を妨害したなどとして、市職員と事務用機器販売会社の社員が逮捕された事件で、市職員が病院に勤務していた時期にこの会社の受注が大幅に増えていたことが札幌市への取材でわかりました。
札幌市豊平区役所の係長、宮川貴行容疑者(50歳)はおととし11月、当時の勤務先だった市立札幌病院が発注したパソコンの更新業務の指名競争入札をめぐり事前に情報を漏らしたとして、官製談合防止法違反などの疑いで25日夜、逮捕され、26日、身柄を札幌地方検察庁に送られました。
事件では、落札した札幌市中央区の事務用機器販売会社「北海道オフィス・マシン」の担当社員も逮捕されましたが、宮川係長が市立病院の施設管理担当課に勤務していた去年までの3年間で、この会社の病院関連の受注が大幅に増えていたことが札幌市への取材でわかりました。
市によりますと、宮川係長が市立病院に勤務する前の平成21年度はこの会社が受注したのは7件、金額にして23万円余りだったのに対し、逮捕容疑となった入札が行われた平成24年度には随意契約も含めて受注は43件にのぼり、金額もおよそ2500万円に増えたということです。
警察は、宮川係長が落札会社の社員と癒着を深めていた疑いもあるとみて、金銭の授受がなかったかなど詳しいいきさつを調べています。
官製談合防止法違反などの疑いで職員が逮捕されたのを受けて、札幌市の上田市長は、26日、記者団に対して、「市民の信頼を害して誠に申し訳ない」と陳謝しました。
このなかで上田市長は、「市民のみなさんの信頼を害し、誠に申し訳ない。事件の真相や広がり、深さが、まだ分からないが、組織的な官製談合なのかどうか、十分に検証しないといけない。今後の捜査に協力し、再発防止のために最大限の努力をしたい」と述べ、陳謝しました。
札幌市は27日、幹部職員を集めて生島副市長が、綱紀粛正を徹底するよう求めることにしています。
一方、札幌市は、公正取引委員会から官製談合があったと指摘されたことを受けて、5年前に市役所内部に「調査委員会」を設置して、落札率が著しく高いものや、特定の業者の落札件数が急増しているケースなどを監視してきました。
しかし対象は札幌市が発注する公共工事だけで、今回のようなパソコンの更新業務の入札の監視は行われていなかったということです。
札幌市病院局の担当者は、今後、工事以外の入札も監視の対象にするかどうか検討したいとしています。
(引用終わり)

 過去ブログからの再録

● 北海道新聞2011年4月16日
副市長のタクシー券使用
 住民監査請求を棄却
 札幌市の生島典明副市長が使った市のタクシーチケットが「私用に使われた」として、同市厚別区の男性が料金の返還を求めていた住民監査請求で、市監査委員は15日、「(副市長は)市の代表として公的な会合に参加していた」として請求を棄却した。
 請求では、タクシーチケットは昨年6月3日夜に使われ、用務は「会合」となっていた。男性は市に会合の中身の開示を求めたが、公開されなかったため、私用に使われた可能性があるとして監査を申し立てていた。市は会合の中身を非開示としたことについて「公表することで市政への著しい支障を及ぼすため公開できない」としている。(中村征太郎)
(引用終わり)

 市の代表として参加していた「公的な会合」が何であるのかを秘密にしなければ、市政への著しい支障を及ぼすという――のだから、笑ってしまう。
(再録終わり)

 疑惑を持たれている副市長のタクシーチケット使用。市政への著しい支障を及ぼすと「言い逃れ」さえすれば、どんなことにも使える札幌市のタクシーチケット。その疑惑の副市長が綱紀粛正を幹部職員にぶったとしても、何か効果があるのだろうか。