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2013年9月13日金曜日

加西市 その2

兵庫・加西市が「婚活必勝!!」講座 先生は…
「初デート」編を講義→ホスト  ヘアメークや着こなし→美魔女

市は定住で人口増狙う

 若者の「婚活」を積極的に支援し、市の人口増につなげたいと、兵庫県加西市が、未婚者を対象にした「恋愛講座」の開講に乗り出す。講師は現役ホストや、年齢を経てなお美と若さを保つ「美魔女」たちで、異性にアプローチする方法や魅力的な身だしなみなどのノウハウを伝授。婚活に成功した受講生には、市の住宅購入費や家賃の補助制度を紹介し、市内への定住を勧める作戦だ。

 講座は、未婚男性を対象にした「ホストに学ぶ恋愛術」と、未婚女性対象の「美魔女が教える恋愛マジック」。受講料は無料。いずれも1回1時間~1時間30分で、10月~来年3月に各4回開く予定。市は9月の市議会に13万5000円の予算案を提案。10月上旬に市内外の男女各20人を募集する。

 講師は、神戸のネオン街で働くホストを市職員が吟味して人選。暴力団などとは関係がないという覚書を交わし、今月中に決める。「美魔女」は県内在住者にほぼ決定している。

 ホストの講義は「出会いの演出からデートへの誘いまで」がテーマ。初めて言葉を交わす女性に声を掛けるタイミングや会話を弾ませる話術、デートに誘うメールの文面などを教える。美魔女の講義は、女性としての魅力がアップするヘアメークや着こなしを伝授する。

 市ふるさと創造課の前田晃課長は「若者のコミュニケーション能力の低下が指摘される中、出会いの場を提供するだけでは、カップル誕生までこぎ着けるのは難しい。気配りの基本も身に着けてもらえれば」と話す。民間団体・企業に補助金を出して婚活イベント開催を促す事業にも力を入れており、受講生に参加をPRしていく。

 市の人口は今年4月現在、4万6672人。過去10年間で4851人減少。うち20~30歳代だけで2637人も減っている。

 市は民間の賃貸住宅に入居した新婚カップルに、月額1万2000円の家賃補助を3年間行う一方、市外から移り住んだ人には住宅購入費の一部として最大50万円を補助している。受講生には、こうした制度もパンフレットやチラシでアピールする。西村和平市長は「従来の役所にはない大胆な発想で地域の活性化に結びつけたい」と話している。

 全国の自治体が支援事業

 少子化や晩婚化の解消、地域への定住促進を目指し、自治体が婚活支援事業に乗り出す動きは全国でみられる。

 佐賀県伊万里市は2010年4月に婚活応援課を設立。ケーキやピザ作り、クルージングなどのイベントを月1回のペースで開催。すでに4組がゴールインした。登録すればイベント案内が届く仕組みで、8月末までに559人が登録。女性へのメーク術、男性にファッションの選び方をアドバイスする講座も人気だ。

 和歌山県子ども未来課は今年4月、「わかやま婚活応援隊」を発足。地元企業に協賛などの支援を求めたところ、ホテル、レストランなど37団体が手をあげた。6月に初めて主催した水族館見学イベントには、男女各20人の定員に対し、300人を超える応募が殺到、急きょ定員を増やした。07年度から婚活支援事業を続ける岡山市でも、ウオーキングやホテルでのティーパーティーなどが毎回、参加者を抽選で決める盛況ぶり。担当者は「参加費が民間に比べて安く、変な勧誘もないので安心という声が多い」と“行政主催”のメリットを分析する。

(2013年9月7日  読売新聞)

参考
兵庫県暗黒自治体・加西市
http://restfultime.blogspot.jp/2013/06/blog-post_6485.html