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2013年8月22日木曜日

すき家で考えたこと

 何かの登山関係の本を読んでいて、著者が、
「今日、これほど登山が流行現象になった原因の一つは、コンビニの存在である」
 と述べていた。
 登山をやっている人なら、頷けるだろう。24時間コンビニが、まず、殆どの地域にある。どんなに早朝から登山しようと思っても大丈夫、コンビニがあるので、おにぎりから飲み物、電池の果てまで手に入る。私のような衝動的な登山愛好者にとって、天気が良いからどこか山に登りに行こうとその日の朝に思い立っても、何の不自由もない、コンビニがあるのだから。
 まして、コンビニの駐車場やトイレまで利用することができる、もちろん、たくさん商品を買って「恩に報いる」けれども。

 登山ではないけれども、衝動的なドライブ旅行でも、コンビニの存在は大きい。去年の夏からは、コンビニで淹れたてのコーヒーも飲めるようになった。(缶コービーは泥水。)
 もう一つ、ドライブ旅行でありがたいのが、24時間営業のマクドナルド。もっとも、コーヒーだけにして、殆どの場合ハンバーガーは、不味いし、危険なので(中国リスク)食べないけれども。
 マクドナルドと並んで、役に立つのが、「すき家」などの24時間、あるいは長時間営業のファストフード和食店。
 で、やっと「すき家」に辿り着いた。

 先日、小樽方面にドライブに行き、すき家を見つけたので、急に「たまごかけごはん」が食べたくなり、入った。
 家ではそうしたものは食べないのに、すき家で食べるのは、ここが「たまごかけごはん専用醤油」なるものを置いているから。
 店に入ったのは、10時40分。いつも私が食べている鮭定食(たまご付き)は、朝食専用メニューであり、10時半(5時から)で終了しているという。
 それでも、生卵の付いている定食セットを頼んだ。
 運ばれてきた定食には、しかし、「たまごかけごはん専用醤油」はついていない。
 私は店の人に、専用醤油が欲しいと伝えた。
 しかし、店の人は、
「あれは、朝食限定なので、それ以外では出せない」
 という。仕方がないので、テーブル(というかカウンター)に置かれている濃い醤油を使ったけれども、この不味いことと言ったらとても表現できない。量を少なくすればいい、という問題ではなく、醤油自体が「たまごかけごはんに適さない」のである。
 同じ生卵を出して、客がたまごかけごはんを作るのを承知しているくせに、朝にしか専用醤油を出さない、という不思議な経営方針にはウンザリした。

 店内を見回すと、大きなポスターが掲示されていて、すき家で出している「うなぎ」には、厳重な検査をして安全を確認しているという。
 ウナギの養殖場(池)の写真や、捌かれてベルトコンベアーを流れるウナギや、何やら検査をしている男の写真もある。私は立って近づいて文章を読んでみた。しかし、驚いたことに、どこにも「中国」の文字は無い。99パーセント、中国産のウナギを使っていると思うのだけれども、産地についてはヒトコトも触れず、検査をしているから安全だ、と謳っている。
 もちろん、常識的に、検査というものには限界があると私は信じているので、絶対に中国産のウナギなど食べないし、これからもすき家でウナギを食べることはない。もし、たまごなども中国産を使うようになったなら、そもそもこうした便利なファストフード店も利用するつもりはない。
 中国産原料を使っているマクドナルドではコーヒーしか飲まないのと同じこと。

 それにしても……。
 昼間も「たまごかけごはん専用醤油」を使わせてくれてもいいと思うのだが……。