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2013年5月20日月曜日

猪瀬擁護でダメっぷりを晒した東浩紀と乙武洋匡 のその後

「25年後、福島第一原発は観光地に」 ネットで物議「不謹慎」「現場を馬鹿にしているのか」
2013/4/ 6 13:00 JCAST

  25年後、福島第一原発を観光地に――思想家の東浩紀さんらがぶち上げた計画が、ネットで物議を醸している。
   記憶の風化を防ぐために、跡地の保存やビジターセンターの設立を軸に有識者が集い議論などをおこなう試みだが、「除染も済んでいないのに不謹慎だ」などと非難が多く出ている。
「今も現場で対応に当たってる人がいるのを想像できんのか」
   計画は、除染が十分に進み、一般市民が防護服なしに、福島第一原発から数百メートルの距離まで安全に近づけるようになった、25年後の未来を想定したものだ。この構想は昨年秋ごろに持ち上がり、実行委員会ができた。東さんのほか、社会学者で『フクシマ論』著者の開沼博さん、ジャーナリストの津田大介さんらが名を連ねている。
   13年3月9日に発表された計画によると、跡地の保存とJビレッジ周辺の再開発を柱に、2036年の福島第一原発跡地に、どのようにひとを集め、どのような施設を作り、なにを展示しなにを伝えるべきなのかを検討し、そのビジョンを中心に被災地の復興を考えるというのが、主旨だそうだ。
   しかし、インターネット上ではこの計画に対して、廃炉にできるかも、除染がいつ終わるかも分からないのに物見遊山とは不謹慎だ、と憤る人が少なくない。
「今も現場で対応に当たってる人がいるのを想像できんのか」
「25年後を想定してるらしいが、いま懸命に収束作業してる俺らにしてみれば、なんだか馬鹿にされてる気分になるのは俺だけだろうか」
「阪神淡路大震災後、焼けた長田地区の瓦礫をバックにピースサインで写真を取る人達がいた。そばで瓦礫をかきわけ、家族を探している人がいるのに…。この『計画』もそんなイメージしかわかず、悪質!」
などとツイッターには否定的なコメントが相次ぐことに。「『観光地』という言葉についての不毛な争いになる危険もあると思うのだが」と総合研究大学院大学の伊藤憲二教授(科学史)はツイッターで指摘している。

チェルノブイリでも観光ツアー
   ネットでは非難轟々だが、暗い歴史を持つ場所が観光地になることは世界的にも珍しくない。こうした旅行は観光学では「ダークツーリズム」と呼ばれていて、東さんも今回の計画が、1986年に原発事故のあったチェルノブイリで2011年から公式観光ツアーが実施されるようになったことを受けたものだと話している。それ以前も闇ルートで侵入を試みる人が相次いでいたという。第二次世界大戦でナチスによるユダヤ人大量虐殺の舞台となったアウシュビッツ=ビルケナウ強制・絶滅収容所でも、観光客向けにガイドつきのツアーが実施されている。
   また、日本国内でも広島の原爆ドームや沖縄のひめゆり平和祈念資料館、熊本の水俣病資料館など、悲惨な記憶を風化させず、そこから教訓を学び取るための施設はあり、そこを目的地とする修学旅行や観光旅行も一般的だ。
   東さんは今回の計画について、福島第一原発観光地化計画研究会アフタートークのなかで、「何もしなくても、自動的に観光地化される。25年もすれば自然に観光地になってしまう。我々がわざわざ観光地化する、という話じゃない。観光地化されてしまうときに、どうコントロールするかという話」と説明している。
   ただ、現実的な問題として、「チェルノブイリは1基、フクイチは4基。今は汚染水の処理で手一杯。25年後、観光地にできる状態になっているだろうか」と懸念を示す人もいる。また、元国連職員でライターの谷本真由美さんはツイッターで、チェルノブイリについて「観光地じゃないです。あの辺のことを話すのはタブーですよ。ウクライナやベラルーシ出身の同級生いたから…」などと書いている。



橋下市長を擁護はできないが… 「バッシングは疑問」「彼を潰していいのか」の声も
2013/5/17 19:35 JCAST

  日本維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長)の、いわゆる従軍慰安婦をめぐる発言に対して国内外から批判が強まるなか、この傾向に疑問を唱えたり、発言の内容を一定程度評価したりする声も出ている。
   だが、その多くに共通しているのが、「自分は橋下市長を擁護しているわけではない」という「おことわり」。橋下氏を擁護することで「炎上」することに対する警戒感が、相当強いようだ。
東浩紀氏「【教訓】橋下徹を擁護すると炎上する」
   炎上を告白したのは、批評家の東浩紀氏。2013年5月16日に
「橋下徹は、そりゃいろいろおかしいところもあるけれど、でも実行力や洞察力のある重要な政治家だと思うけどな。こういうふうに潰していいんですかね」
とツイートし、堀江貴文さんも、
「怖いね」
と東さんのツイートに返信する形で同意した。
   一連のやりとりには批判が集まり、東さんは、
「ぼくは橋下徹支持派ではなく、維新の会に投票したこともありませんよ。大阪市民でもない。橋下徹憎しでヒステリーみたいに罵詈雑言飛ばしているひとが多いので、ごく常識的な懐疑を述べているだけ」
と真意を説明することになった。
「ちなみに、擁護、という意識はあったのですか?」
というツイッター利用者からの質問に対しては、
「ない。でもYahooに『擁護派』認定されたんでそうなった」
「【教訓】橋下徹を擁護すると炎上する」
などとつづった。ドワンゴ取締役の夏野剛氏も、
「橋下さんは真っ向から自分の主張をきちんとする。こういう政治家が増えないと日本は沈没する」
と橋下氏の立場に一定の理解を示しながら、
「擁護する気持ちはないです」
ともツイートした。

産経新聞は投稿欄使って擁護?
   メディアからも似たような傾向を垣間見ることができる。例えば産経新聞は、5月17日付け紙面の「読者サービス室から」の欄で、読者からの投稿について、
「『どこが問題なのか』(大阪市城東区の78歳男性)▽『戦争とはそういうものだった』(千葉市、50代男性)▽『よく言ってくれた。言うべきことは言わないとダメですよ』(茨城県、60歳女性)など賛同の声。半面『女性を侮辱しており、怒りが収まらない』(78歳女性)など批判もありました」
と、擁護論を多めに紹介している。ただし、5月15日の社説にあたる「主張」の欄では、河野談話見直しの動きに関連して、
「いわれなき批判を払拭すべきだという点は妥当としても、橋下氏の発言が見直しの努力を否定しかねない。橋下氏が米軍幹部に述べた『風俗業活用』発言など、もってのほかだ。人権を含む普遍的価値を拡大する『価値観外交』を進める日本で、およそ有力政治家が口にする言葉ではなかろう」
とあり、社論としては橋下発言を批判する立場だ。
   橋下氏自身についても、ツイッターの利用者を巻き込もうと考えている様子が伺える。5月17日朝には、橋下氏は
「今回の一連の発言について謝る必要はないと思います。しかし一為政者として慰安婦問題について謝罪し、その上で他国が謝らないアンフェアを訴求する流れでないと」
というツイッターの発言を引用しながら、
「仰る通りです」
と返信した。他者の発言を引用しながら、自らの主張を補強する狙いがあるとみられる。
   「身内」には、もっとストレートな人もいる。日本維新の会の西村真悟衆院議員は5月17日のブログで、「慰安婦に関する謀略」と題して、
「発言の真意などは、わざと塗りつぶし、ただ例えば『女性蔑視』というレッテルを振りかざして非難することによって相手より政治的に優位に立とうとする手法は、中韓の手法であり我が国の左翼の手法である。橋下発言は、事実を言ったものであり、事実だから、当たり前の発言である。騒ぐほうがおかしい」
とつづった。
   さらに、同日の代議士会では「日本には韓国人の売春婦がウヨウヨいる」と発言した。だが、国名を挙げたのは不穏当だったとして直後に発言を撤回し、離党届を提出する事態に発展している。




車椅子なら事前連絡が必須? 乙武洋匡を「入店拒否」にした店に賛否

2013/5/19 16:00 JCAST

  予約していた人気レストランへ到着すると「車椅子だから」と入店拒否された―。作家、乙武洋匡さん(37)が「銀座での屈辱」として語った入店トラブルが波紋を呼んでいる。
   名指しされたレストランはツイッターで事情を説明するも、「どんだけ殿様営業やねん」と批判が集中。ホームページも一時サーバーがダウンしてしまうほど大騒ぎになってしまった。
乙武さん「こんな経験は初めてだ」
   事の発端は、乙武さんが2013年5月18日に投稿したこんなツイートだった。
「今日は、銀座で夕食のはずだった。『TRATTORIA GANZO』というイタリアンが評判よさそうだったので、楽しみに予約しておいた。が、到着してみると、車いすだからと入店拒否された。『車いすなら、事前に言っておくのが常識だ』『ほかのお客様の迷惑になる』――こんな経験は初めてだ」
   乙武さんがこの日訪れたのは、東京・銀座6丁目にある人気イタリアンレストラン。雑居ビルの2階に位置する全12席の小ぢんまりとした店内は、所謂“隠れ家レストラン”といった趣だ。
   こちらのエレベーターは2階に止まらないため、階段を利用する必要がある。乙武さんは「下まで降りてきて抱えてほしい」と申し出たのだが、店主から「それはホームページにも書いてあるんだけどね」「忙しいから無理」と断られ、結局、料理を味わうことなく店を後にしたという。

店側「車椅子の方をお断りするつもりはありません」
   乙武さんは、「ひどく悲しい、人としての尊厳を傷つけられるような思いをする車いすユーザーがひとりでも減るように」と店名を公表。車椅子利用の事前連絡を怠ったことについては非を認めつつも、店主の「まるで心が感じられない対応」に不満を露にする。
   一連のツイートが60万人を超えるフォロワーに届くと、ほどなくして店主のツイッターには、さまざまなコメントが寄せられた。「車椅子なら事前連絡は当たり前」という擁護の声も少なくないが、「どんだけ殿様営業やねん」「早急に接客業辞めて下さい」などの批判も多く、釈明に追われることに。
   店主は謝罪した上で「事前に事情がわかっていれば入り口に近いお席にご案内して入店のストレスを軽減したり、ほかのお客様の入店時間をずらしてスタッフがご案内できる余裕を持たしたり対応させていただきました」と断った事情を説明した。またホームページ上に掲載した文章では、「決して車椅子の方をお断りするつもりはありませんし差別もしておりません」と断言し、店主と新米スタッフ1人の計2人で営業していることや、店のバリアフリー環境が悪いことなども明らかにした。
   一時はサーバーがダウンするほどアクセスが集中し、知る人ぞ知る人気店が思わぬ形でネット上の有名店となってしまったが、現在では乙武さんも「ぜひ、次回は事前に車いすである旨をご連絡してからお伺いしますね!」と和解しており、騒ぎも次第に治まりつつある。




入店拒否騒動の乙武洋匡、「冷静さを欠いた」 反省するも「逆ギレしたのではない」
2013/5/21 13:57 JCAST
   車いすのため入店拒否されたとイタリア料理店の店名を公開してツイートしたことが波紋を呼んだ乙武洋匡さんは「軽率だった。自分でも、冷静さを欠いた行為だったと思う」と2013年5月21日のブログで騒動を謝罪した。

   しかし、「僕はいきなり訪れた店で無理難題を吹っかけて、それが受け入れられなかったから逆ギレしたのではない」と店側の態度に問題があったことを強調した。
「いつの日か再訪してみたい」騒動の幕引きか?
   5月18日、予約していたイタリア料理店に「到着してみると、車いすだからと入店拒否された。『車いすなら、事前に言っておくのが常識だ』『ほかのお客様の迷惑になる』―こんな経験は初めてだ」とツイートしたのが騒動の発端だ。
   店はエレベーターのない雑居ビルの2階にあり、乙武さんは従業員に「下まで降りてきて抱えてほしい」とお願いしたが、従業員から「忙しいから無理」「これがうちのスタイル なんでね」と入店を拒否されたという。
   ネット上では、乙武さんがツイッターで店名を公開した上での攻撃を、大人気ないのではないかとする意見もみられ、また事前予約の際に車いすであることを伝えるべきだった、などと話題を呼んだ。
   これに乙武さんは、
「ネット上の声を見るかぎり、僕は『店側に抱えてもらえなかったことに逆ギレした』となっている。でも、それはまったくの誤解だ」
という。
   従業員とのやり取りを明かし、車いすであることの事前連絡について、「『いや、常識でしょ』他人を小馬鹿にしたような笑みを浮かべる店主に、ますます僕は頭に血がのぼってしまった」という。さらに「店主が最後に言った言葉だけは絶対に忘れない。『これがうちのスタイルなんで』その言葉はとても冷たく、これ以上のコミュニケーションを拒むひとことだった」と振り返る。
   また店で働いているコックと名乗る人物がツイッターで、「ご案内が難しいと伝えましたが『うちのスタイルなんでね』と言ってはない事です。最後にお断りしてしまい申し訳ありませんでしたと頭を下げ謝罪しました」と書いていることについて、「なぜそんなウソをつくのか」と厳しく指摘している。
   一方で店名を公開したことにより、抗議の電話など業務に支障があったとすれば、「それは本当に申し訳ないし、本意ではない」として、迷惑が掛かる行為の自制を促す。
   ブログの末尾には「P.S.でもやっぱり、店主がお許しくださるのなら、いつの日か再訪してみたいな。だって、お店の料理、本当においしそうだったから」と書くなど事態の収束を図った。